はじめに
大阪の農業高校に通っていた息子が、この春、無事、O大学(国立大学法人)に入学しました。
息子本人だけでなく、学校の先生方や生徒のみなさん、そして、家族全員の協力のもと、勝ち取った合格なので、本当にうれしい春になりました。
農業高校から国公立大学へ進学するには、普通科高校からの進学とは異なる、いろいろなハードルがあります。
この「農業高校からの国公立大学進学」のブログでは、農業高校から国公立大学への進学を考えている生徒さんやそのご家族、先生方を対象に、受験生の親の目線で、我が家の受験体験をつづったものです。
このブログの内容が、そのまま全てに通用するはずもありませんが、我が家の「お受験体験記」が、何かのヒントになってくれればうれしいです。
なお、このブログは、息子本人の了解のもと、掲載しています。
大人のかかわり方
最初に書いておきますが、今回の息子の大学受験に対し、父親の私、母親、さらには、姉(私から見ると娘)も、積極的にかかわりました。
この”関与”に関しては、賛否両論あると思います。
今回のお受験体験を振り返っての今だから言えますが、結論から言うと、
「親や先生である大人の適切な”関与”は必須。」
だと思います。
その理由は、このブログの記事で、おいおい書くことにします。
ここで言う”関与”の意味は、”指示”や”管理”ではなく、
- アドバイス
- コーチング
- プロデュース
- サポート
といった、側面支援です。
あたりまえですが、受験の主役は、あくまで「受験生本人」です。
スケジュール
志望校をO大学に決めてから、合格発表までのスケジュールを以下にまとめておきます。
日付 | イベント |
2014年7月31日 | オープンキャンパス (農業高校生徒向け) |
2014年8月1日 | オープンキャンパス (一般向け) |
2014年11月4日~7日 | 出願期間 |
2014年11月29日 | 学力試験 (論文・面接) |
2014年12月11日 | 合格発表 |
息子は、高校2年生の終り頃からは、大学進学も意識し始めたと思いますが、最終的に志望校をO大学に決めたのは、実は、3年生の夏、7月31日のO大学のオープンキャンパスのタイミングです。
受験日が、11月29日でしたから、受験に対する準備期間はちょうど4か月です。
正直、この期間で追い込むのは無謀です。
冗談抜きで、この4か月、周囲の協力をもらいながらも、息子は死に物狂いで勉強していました。
無事に合格できたのは、その努力の上で、さらに、運が良かったとしか言いようがありません。
本気で合格する気なら、少なくとも1年以上の準備期間が必要だと思います。
記事の一覧
記事の一覧です。
上から順に読むと、時間順に並んでいるので、流れがつかみやすいと思います。
気になった記事から読んでも構いません。
順次、追加アップしていきます。