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農業高校からの国公立大学進学 小論文試験・面接試験で問われる本質とは?

農業高校生のお受験体験記
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大学のポリシー

農業高校からの国公立大学進学 涙がこみ上げた「農業高校生のための大学セミナー」
半分、観光気分で参加したオープンキャンパスでしたが、農業高校の生徒に向けた説明会で聞いたM先生の話に心打たれました。

上の記事でも書いた、「農業高校生のための大学セミナー」の中身を続けます。

M先生からは、O大学のポリシー(方針)の説明もありました。

  • アドミッションポリシー(入学者受入方針)
  • カリキュラムポリシー(教育課程編成方針)
  • ディプロマポリシー(学位授与方針)

大学を卒業してから、ずいぶんと時間が経った私は、まったく知らなかったのですが、最近は、ほとんどの大学が上記のポリシーを制定し、公表しているようです。

要は、それぞれの大学が、自らの役割を定め、その役割に沿って、どんな人材を受け入れ(アドミッションポリシー)、どういう教育を実施し(カリキュラムポリシー)、最終的に何を身に着けた人に学位を与えるか(ディプロマポリシー)を明文化したものです。

 

一度は、自分が志望する大学のポリシーに、目を通しておくことをおすすめします。

 

自分の意志や意見が大事

一方、M先生は、次のようにも話されました。

「志望理由書や面接で、大学のポリシーそのままを書いたり話したりする人がいますが、それは、意味がありません。」

「面接では、高校で先生から言われた通り、練習した通りに話をする人もいますが、こちらもプロなので、それは、すぐにわかってしまいます。」

生徒にも伝わるように、わかりやすく話をされていますが、実は、すごくレベルの高いことを要求されています。

私の解釈では、

 

「人からの受け売りではなく、自分の体で体感したこと、自分の頭で考えたこと、自分の心から湧き出す思い。」

 

を求められていると受け止めました。

 

大人でもむずかしいのに、高校3年生で、これを持ち合わせ、しかも、うまく表現できる生徒は、一体どれくらいいるでしょうか?

そして、我が息子はどうでしょうか?

このあたりを引き出し、バックアップするのが、親や先生の役割でもあります。

 


「農業高校生のお受験体験記」一覧を見る。

 

※ 大人自身も、本質を見抜き、的確なサポートをするには、このくらいの本は読んでおきたいものです。

 

 

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