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画家の美術館 芽室町の廃校になった小学校跡にある情熱的で長閑な空間

出かけたトコロ
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画家の美術館

この美術館は、芽室町の廃校になった小学校跡を利用して作られた、手作りの美術館です。

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場所はこちら。

 

美術館への道

画家の美術館①Googleマップのナビを頼りに近くまで行くと、看板が見えてきました。

 

画家の美術館②
美術館へは、芽室の畑の中の道を進みます。

春の太陽に照らされた畑からは、水蒸気がもうもうと上がっています。

 

画家の美術館③
雪が解けて緑が芽吹いている畑の先には、雄大な日高山脈の山々が連なっています。

 

画家の美術館④入口にも看板が出ているので、迷わず行けました。

 

画家の美術館⑤
昔あった小学校の雰囲気そのままです。

冬は雪に覆われていますが、この運動場では、今でも町民の方が集まって運動会を開かれているそうです。

 

画家の美術館⑥
入口にも書いてありますが、入館は無料です。

小学校の玄関に入るような感じです。

 

飾られている絵

この美術館に飾られているのは、村元 俊郎さんと村元 美海さんの絵です。
教室や体育館の跡を利用して、壁一面にお二人の絵が飾られています。

故俊郎さんは、美海さんのお父さんです。

 

村元 俊郎さん

 

画家の美術館⑦俊郎さんは、北海道江差町生まれの画家です。

 

画家の美術館⑧俊郎さんの代表作。

 

画家の美術館⑨渡航されたことがあるメキシコの人や風景を、赤や青の原色を大胆に使って、情熱的に描かれています。

後に紹介する作品も含めて、なんとなく、ロマンチストな方だったのではないかと想像します。

 

画家の美術館⑩こちらは、先ほどの情熱的な油絵と違って、柔らかい花の水彩画です。

 

画家の美術館⑪大きなクマと闘っているアイヌの人々でしょうか?

弓の弦が、人物と反対の方に向いているので、矢を射た直後の生々しい雰囲気が伝わってくる作品です。

原色を使った先の作品と比べて、雪の「白」とクマと人々の「黒」の対比が素晴らしいと思います。

 

画家の美術館⑫「なかよし」と題されたフクロウの絵。

暗がりの中で寄り添う、2羽のフクロウの大きな目が印象的です。

 

村元 美海さん

美海さんは、この「画家の美術館」の館長で今も精力的に作品を描き続けておられます。

もともとは、中学校の体育の先生という経歴の持ち主です。

 

画家の美術館⑬美海さんは、北海道、特に十勝平野から見える日高山脈の山々をモチーフにされている作品が多いです。

 

画家の美術館⑭ 画家の美術館⑮美海さんの色遣いの特徴として、ピンクの使い方が秀逸です。

お父さんの俊郎さんの原色の使い方とは違いますが、おそらく親子2代に渡ってロマンチストなのは変わりませんね。

 

画家の美術館⑯元の体育館には、大きなキャンバスの絵も飾られています。

 

画家の美術館⑰
体育館には、今も小学校の校歌の歌詞が掲げられていました。

 

アトリエ

廊下の途中には、元々教室だったのか職員室だったのか、その跡をアトリエに利用されています。

 

画家の美術館⑱廊下を歩いていると、

「中でコーヒーでもどうぞ。」

と声をかけていただきました。

 

画家の美術館⑲
この美術館は、原則、年中無休なので、美海さんは、ほぼ毎日、このアトリエに来て、絵を描き続けておられます。

 

画家の美術館⑳
アトリエの壁に飾られている美海さんの絵。
真ん中の絵、欲しいです。

手前にいる女性は、秘書さんです。
美海さんの古くからの友人の娘さんで、怪しい関係ではないそうです(笑)。

秘書さんが入れてくれる美味しいコーヒーを飲みながら、十勝晴れの日当たりの良いアトリエで、ゆったりとした時間を過ごします。

 

画家の美術館㉑ 画家の美術館㉒
アトリエには、猫が何匹かゴロゴロしています。
野良猫にエサを与えているうちに居ついたそうです。

 

画家の美術館㉓
美海さんのお話は面白いですが、延々と続きます。
アトリエに入るときには、それなりの覚悟と時間が必要だと思います(笑)。

 

画家の美術館㉔春の暖かな日差しと長閑な空気感の中で、猫だけでなくこちらまで眠くなってきそうです。

 

今日は、昼過ぎの飛行機で東京に戻るので、そろそろお暇します。

また、遊びに来ます。

 

 

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