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「トイファクトリー 湘南」へ行ってみる

キャンピングカー
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トイファクトリー 湘南

トイファクトリーさんの本社は、岐阜県可児市にあります。
関東地方の店舗は、神奈川県藤沢市にある「湘南店」になります。
小田急電鉄 江の島線の鵠沼海岸駅から歩いて10分ほどなので、このルートで行くことにします。

ところが、この日、小田急電鉄 小田急線で信号トラブルが発生し、江ノ島線も電車が動いていません。
仕方がないので、藤沢駅前のロータリーからバスに乗り、藤原というバス停で降りて、そこから歩いて向かいました。

到着

バス通り沿いに歩いていくと、オレンジ色のトレーラーが見えてきました。

「トイファクトリー 湘南」に到着です。
もう少し海に近いところにあるイメージだったのですが、マンションの1階がショールームになっています。

駐車場には、トイファクトリーさんのいろいろなバンコンが置いてあります。

オープン時間の10時の20分ほど前に着いたので、スタッフの皆さん全員で展示車を入念に洗車し、営業開始の準備をされています。

そのうち、私に気付いたNさんから、
「Yさんですか?」
と声をかけられました。
「はい。そうです。ちょっと早く着きました。」
というと、
「ちょっとばたばたしますが、店の中でお待ちください。」
ということで、営業前のショールームに入れて頂きました。

ショールーム

「トイファクトリー 湘南」さんのコンセプトは、「体験型ショールーム」とのことです。

受付のすぐ脇には、バーベキュー台とダッチオーブン、薪の束が置いてあり、キャンピングカーに乗ってキャンプに出掛けるイメージが浮かぶ展示になっています。

人気No.1の「BADEN」

ショールームの奥には、トイファクトリーさんで人気No.1のモデル「BADEN」が展示してあります。

「BADEN」の側には、ペット用バギーや折り畳み自転車、内装の材質のサンプルが展示してあります。

Nさんとご挨拶

ショールームを一通り見終わった後、商談テーブルで待っていたら、開店の準備を終えたNさんがいらっしゃいました。
「初めまして。Nです。」
「初めまして。Yです。」
名刺を頂き、ご挨拶をした後、「ジャパン キャンピングカーショー 2023」の話になりました。
実は、Nさんは、トイファクトリーさんのブースで、私が声をかけた営業さんです。
その際、トイファクトリーさんのことや「TOY'S BOX 470」のことを質問した後、Nさんからカタログ一式を頂きました。

ここに来るまでに、トイファクトリーさんのカタログやオプションの価格表、ホームページでいろいろ調べて、欲しいキャンピングカーのイメージは、だいたい固まっています。

  • 「TOY'S BOX 470」が希望のモデルであること
  • ハイエースを運転するのは初めてなので、車体の大きさを体感するために試乗がしたいこと

は、すでにメールで伝えています。
ということで、すぐに、具体的な話に入りました。

「やはり、TOY'S BOX 470がご希望ですか?」
「はい、そうです。キャンピングカーショーで実際にいろんな車に入ってみて、車内で立ち上がることができるので、ハイルーフがいいと思っています。」
「そうですね。私もお客様にはハイルーフをお勧めしています。」
「あと、ボディーの大きさも気になっています。ハイエースを運転したこともないので、今日は、実際に試乗させてもらって、ちゃんと運転できるかも確かめたいです。」
「わかりました。」

試乗

事前に「TOY'S BOX 470」の試乗車がないことは聞いていたので、まずは、同サイズの別モデルの試乗車を運転させてもらいました。

中学生の頃、知り合いの楽器店のハイエースの助手席に乗せてもらったことが何回かありますが、運転するのは初めてです。
まず、サイドブレーキの古さにビックリです。
私が中学生の頃から変わらず、反時計回りに回転し押し込むステッキ式。
サイドブレーキの解除にちょっと手間取りました。

実際に運転を始めると、思ったより運転しやすいです。

  • 視線の先にボンネットがなく、座席の高さも高いので、見通しが良い。
  • 前輪の上に運転席があり、ハンドルの切り具合が体感としてわかりやすい。
  • 助手席の前にあるガッツミラーが優れモノで、左前方の車のコーナーの状況が良くわかる。
  • 最小回転半径が5mもしくは5.2mなので、旋回も想像以上に楽。

これなら、運転できそうです。

周辺を1周させてもらった後、スパーロング/ワイドボディーの試乗車も運転させてもらいました。
左折する際は、車体が大きくなった分、内輪差を考慮して、ちょっと大回りするイメージで曲がれば、このボディーサイズのキャンピングカーでも運転できそうです。
ただ、実際は、狭い駐車場や道路の走行もあるので、私は、やはり、標準ボディーサイズのバンコンにします。

「TOY'S BOX 470」

試乗から戻った後、事前に決めておいたオプションをベースに「TOY'S BOX 470」の見積もりをしてもらいました。

オプションについて、不明な点は、実際の展示車の現物を見ながら確認しました。
結果、「小型ベンチレーター」は、荷室天井の断熱材の防臭・防カビ用に取り付けられていて、「大型ルーフベンチレーター(MAXXFAN)」とは、目的が異なることがわかりました。

また、ソーラーパネル、サブバッテリー、インバーターの接続/動作については、何度もNさんから整備の方に確認してもらって、手書きの図を描きながら、ソーラーパネルの有用性を確認しました。
サブバッテリーの電圧が規定値以下になると、インバーターが無効になり、ソーラーパネルからの電気は、AC100Vのコンセント側に出力されないこともわかりました。
なので、走行充電でサブバッテリーを十分に充電にしておくことが大切です。
同時に、サブバッテリーの電圧が一定値以上であれば、私が想定していた、ソーラーパネルの発電で冷蔵庫など必要最低限の家電が動かせることもわかりました。

室内のサイズ感については、「TOY'S BOX 470」の展示車に乗って確認しました。
「ジャパン キャンピングカーショー 2023」でも展示されていた車なので、基本的なサイズ感はわかっていたのですが、唯一、2段ベットで寝っころがることはしていませんでした。
なので、今回は、2段ベットの上段に寝たときの長さや広さ、天井までの高さを確認させてもらいました。

実際に寝てみると、寝返りをしたときは、天井との余裕がほとんどないこともわかりました。
それでも、2段ベットの上段で、ちゃんと就寝ができそうです。

また、セカンドシートの「REVOシート」は、背もたれの高さが足りないと思っていたので、「シートハイバック」の高さや取付け方法についても確認しました。

見積金額

最終的に確定したオプションで見積もり書を作成してもらうと、初期費用なども含めて、約810万円になりました。
事前に自分で計算していた金額とほぼ同じでした。

納期

見積金額は想定通りだったので、もう一つの確認ポイントは、納期です。

「今、注文すると納車はいつくらいになりますか?」
「現時点では、納車までに、だいたい1年10か月ほど頂いています。」
「そんなにかかかるんですね。」
「はい。ありがたいことに、たくさんの注文を頂いておりまして、新しい工場を作って、納期短縮に努めてはいるのですが、これくらいのお時間を頂いております。」
「ベース車両のハイエースは、トヨタに発注後どれくらいでトイファクトリーさんに納車されるのですか?」
「だいたい6か月程度です。」
「であれば、メーカーオプション含めて、ベース車両を最終決定するのは、1年先でもいいんですか?」
「いいえ。注文を頂いたら1か月をめどにトヨタにハイエースの注文を入れます。なので、ベース車両は、遅くとも1か月以内に決めていただくことになります。」

なかなか、痺れる納期です。
でも、「TOY'S BOX 470」の購入は、ほぼ決めて来たので、その場で注文書にサインしました。

まとめ

「ジャパン キャンピングカーショー 2023」から2週間。
いつもなら、決めるまでに時間がかかる性格なのですが、今回は、我ながら即決です。
まぁ、この2週間は、ハイエースのことから、キャンピングカーの装備について、いろいろ調べまくりました。その結果だと思います。

試乗を含めて、オプションの詳細や室内のサイズ感の確認など、やはり、ショールームに足を運び、直接、営業の方と話をすると納得感/安心感が高いです。
営業開始前のスタッフさんの様子を見れたのも良かったです。
改めて、トイファクトリーさんは、信頼できるビルダーさんだと感じました。

商談含めて、昼までには終わるだろうと思い、仕事は半休を取っていたいたのですが、思いのほか長居をしたので、急遽、会社に連絡をして全休を頂きました。

同じバスで藤沢駅に戻り、少し遅めの昼食の海鮮丼を食べた後、天気も良かったので、江ノ電に乗って鎌倉まで出かけ、鶴岡八幡宮まで散策しました。

これからの、キャンピングカー生活が有意義になることをお祈りして帰りました。

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