ジンギスカン
北海道グルメの代表格ジンギスカン。
帯広のジンギスカンは、リーズナブルでとっても美味しく、豚丼と並ぶ帯広のB級グルメです。
ときどき、無性に帯広のジンギスカンが食べたくなります。
ジンギスカンには、お店によって、
- あらかじめタレに漬け込んだ肉を焼く(焼いた後もタレを付けて食べる)
- 生肉を焼いた後、タレを後付けする
の2種類があります。
また、北海道の人は、肉とタレだけ買って、自宅でジンギスカンをすることも多いそうです。
それぞれの家でも、「タレ漬け込み派」と「タレ後付け派」に分かれるそうです。
私は、タレ漬け込みの方が好きです。
最初は、タレ漬け込みのお店に行く方が良いと思います。
じんぎすかん北海道
帯広に来るようになって、最初にはまったジンギスカンのお店が「じんぎすかん北海道」さんです。
あらかじめタレに漬け込んだ柔らかい肉が美味しく、初めて帯広のジンギスカンを食べる人にもお薦めです。
2代目のおばあちゃんがやってた頃は、平日も夜の営業があったのですが、今は、平日は11時から16時までの営業です。
土日祝日は、11時から21時まで営業しています。
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冬場は、熊もマフラーを巻いてもらっています。
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店内は、こんな感じ。
壁には、北海道の開拓時代の写真や資料が貼ってあります。
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レジ周辺は、駄菓子屋さんの雰囲気です。
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メニューは、木製の鍋蓋の裏に書いてあります。
平日のランチサービスは、とってもお得感があったのですが、2022年12月でランチサービスは終了しました。
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白ご飯でジンギスカンを食べるのも良いですが、メニューに「いなきびご飯」があるジンギスカン屋さんでは、是非、一緒に注文してみてください。
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「じんぎすかん北海道」さんのサラダも野菜とフルーツがたっぷりなので、お薦めです。
十勝の新鮮な野菜に味噌マヨネーズを付けて食べます。
甘みのある大根は絶品です。
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ジンギスカン鍋には、店名の「北海道」の模様が入っています。
よく見ると、帯広の場所にドットがありますね。
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ジンギスカン鍋の周りには、付け合わせのタマネギを乗せて焼きます。
タマネギにゆっくり火が通り、肉の油とタレで味が付いて、美味しく食べられます。
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牛肉や豚肉の焼肉と比べて、ジンギスカンはヘルシーでさっぱりしていて、いくらでも食べられます。
ジンギスカン白樺 帯広本店
帯広の人には人気のあるジンギスカンのお店です。
帯広本店は、もちろん帯広市内にありますが、店の前の道路を東に3kmほど行けば、もう中札内という畑の中にあります。
このお店は、タレ後付けです(肉に下味は付いているようです)。
市内から離れていることもありますが、「タレ後付け派」の地元の人に人気のお店です。
営業時間は、11時から14時までです。
開店すぐから、近くに仕事に来ている人や地元の職場の人で席が埋まります。
材料がなくなり次第、営業が終了するので、早めの時間に行った方がいいと思います。
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この日は、開店時間の11時ちょっと過ぎに入りましたが、平日にも関わらず、席がほぼ埋まり、店内には、もうジンギスカンの煙が立ち込めています。
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ジンギスカンの肉は、マトンとラムの2種類のみです。
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ライスは、白ご飯ではなく、「いなきびご飯」です。
ここの「いなきびご飯」も絶品です。
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帯広に住んでいる息子は、いつでもジンギスカンを食べられるのと、数日おきのジンギスカンに付き合ってくれないので、私は、よく一人でもジンギスカンを食べに行きます。
今日も一人ジンギスカンなので、ジンギスカン鍋はちょっと隙間が多いですね。
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後付けのタレは、フルーティーでシャープな味です。
青森のリンゴや北見のタマネギ、さらにオレンジなどを加えているようです。
生姜のフレッシュな香りも感じます。
最初は、フレッシュなタレの味が、ちょっと尖がった感じがして取っつきにくかったのですが、何度も通っているうちに、「ジンギスカン白樺」さんの魅力が分かってきました。
肉の質も良く、舌の肥えた地元民に愛される通好みのお店です。
有楽町
「じんぎすかん北海道」「ジンギスカン白樺」と並んで、帯広ジンギスカンの御三家の一つです。
御三家と呼ばれているかどうかは分かりませんが、以前に帯広空港近くのレンタカーの営業所に置いてあった「タクシー運転手がおすすめするジンギスカンのお店」でも、この3店が挙がっていたので、間違いなく帯広を代表するジンギスカンのお店だと思います。
このパンフレットで、お店の名前だけは知っていたのですが、私が「有楽町」さんに行くようになったのは、3店の中で一番最後です。
ただ、私は、このお店のタレの味が大好きで、今は、最も頻繁に足を運ぶお店です。
お値段も一番リーズナブルです。
場所は、西帯広駅のすぐ近くにあります。
店の前の道路を挟んで、向かい側に駐車場があります。
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以下の写真は、「有楽町」さんのジンギスカンが食べたくて食べたくて、平日の開店時間11時前に一人ジンギスカンに行ったときの写真です。
「有楽町」の暖簾が掛けられてすぐに、店に入りました。
ちなみに「有楽町」の店名は、開店当時の1957年に流行っていた昭和歌謡曲「有楽町で逢いましょう」のタイトルから店主が採用したそうです。
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一番乗りなので、まだ店内はガランとしています。
この日は、普通の平日でしたが、お持ち帰りの肉を買う人が次々来店してきます。
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以下の写真は、別の日、お盆ど真ん中の8月13日に行ったときの店の様子です。
店内はすでに満席。
持ち帰りの肉を買う人が、店の中央に列を作ります。
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カウンター上のメニューです。
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メニューは、各テーブルにも置いてあります。
とにかく安い!
4人前のジンギスカンとライス大を頼んでも、2,000円弱のお値段です。
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以下の写真は、ジンギスカン2人前とライス大です。
もちろん、この後、ジンギスカンを追加で注文しました。
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ここのご飯は、白ご飯だけで、「いなきびご飯」はありません。
このタレのレシピ、教えて欲しい!
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息子と行くときは、ホルモンも頼みます。
味噌味のホルモン焼きです。
地元の人のほとんどが、ホルモン焼きの最後にうどんを加えて食べます。
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一度行ったらやみつき間違いなしの「有楽町」さんです。
私は、まだやったことはないですが、そのうち、地方発送を頼んでしまいそうです。
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