ミニ水槽
桜の季節も過ぎ、初夏の気配を感じる頃になると、無性に熱帯魚を飼いたくなります。
4年前に、一度作ったことがあるミニ水槽を復活させることにしました。
単身赴任の私の部屋は広くないので、大きな水槽は置けません。
4年前、ふらっと立ち寄った本屋で見つけた「AQUA LIFE 2014年4月号」で「スマートアクアリウム」が特集されていました。
この特集を見たときに、IKEAで見た四角いガラスの花瓶を思い出しました。
「あの花瓶を水槽にしたら、奥行きもないので、洗面台の棚にちょうど乗るな。」
この特集を監修されたのは、八王子市にある「吉田観賞魚」さんです。
「吉田観賞魚」さんのホームページは以下。
また、「加藤水槽」さんの自作水槽の記事にも刺激を受けました。
「加藤水槽」さんのホームページは以下。
ちなみに、最近、熱帯魚用品メーカーの「ジェックス株式会社」さんが「加藤水槽」さんとコラボして、「AQUA-U」という小型水槽を発売されました。
使用器具
まず最初に、使用器具を説明します。
① 花瓶
まずは、水槽になる花瓶です。
「IKEA」の「REKTANGEL 30175220」という花瓶を使っています。
ただし、現在、この花瓶は、販売されていないようです、
あくまで花瓶なので、水槽のような強度はありません。
水をいっぱい入れた状態では、ちょっとした衝撃でも、最悪、割れてしまう可能性もなくはありません。
あくまで、自己責任で使ってください。
② 水中フィルター
水槽の中に、水中フィルターを入れます。
水中フィルターは、水槽の水を循環しながら、濾過し、水をきれいに保つ役割があります。
水中フィルターには、「コトブキ工芸」の「ミニボックス120」を使っています。縦にしても、横にしても使えて、IKEAの花瓶のサイズにぴったりです。
「ミニボックス120」は、濾材に活性炭とスポンジを使っています。
ただ、この濾材だけではちょっと不安なので、「エーハイム」の「サブストラットプロ レギュラー」を併用します。
「サブストラットプロ レギュラー」は、直径5㎜程度のセラミックボールです。
なので、「ミニボックス120」の周りに「サブストラットプロ レギュラー」を入れるためのケースを自作します。
このケースは、ダイソーで売っている鉢底ネットをカットして、結束バンドで組み立てて作りました。
"キャラメルの箱を分解した形"にカットして組み立てるイメージです。
大きさは、「ミニボックス120」がすっぽり入って、周りに10mm弱のすき間ができる程度です。
自作したケースに、まず、「ミニボックス120」を入れます。
すき間に、「サブストラットプロ レギュラー」をぎっしり入れたら、水切りネットで全体を覆い、「サブストラットプロ レギュラー」がこぼれ出ないようにします。
③ 水槽のフタ
水槽の上部のフタは、魚が跳ねて飛び出さないように、必ず付けます。
私は、100円ショップで買ってきた、乳白色のプラスチックかごの網の部分を、水槽の大きさにカットして使っています。
④ LED照明
水槽の照明は、水槽の中を明るく照らし、熱帯魚をより鮮やかに見せます。
また、水草の光合成にとっても必要です。
最近は、LED照明が一般的です。
私は、薄くフラットでスタイリッシュな、「コトブキ工芸」の「フラットLED2032 ブラック」を選びました。
IKEAの花瓶のサイズにもフィットしています。
「フラットLED2032 ブラック」は、スイッチで「白色光」と「青色・赤色光」を切り替えることができます。
⑤ 水温計
熱帯魚を飼育する際、水温の管理はとても大切です。
このため、水温計は必ず用意しましょう。
私は、「ファイブプラン」の「クリスタル水温計 SS」を使っています。
SSサイズは、今回のミニ水槽にピッタリの大きさです。
⑥ タイマー
決まった時間に、照明をオン/オフするため、タイマーもあると便利です。
私は、「REVEX」の「PT50DW」を使用していますが、最近、値段の安い「PT70DW」も発売されています。
まとめ
今回は、ミニ水槽に使った器具を紹介しました。
次回は、ソイルを入れた後、水を張ります。
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