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苔テラリウム 100円ショップのボトルで手軽に始められるテーブル園芸

ベランダ園芸
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はじめに

本やお店のディスプレイに刺激されて、苔テラリウムを作ってみました。
簡単に作れるので、皆さんもチャレンジしてみてください。

 

苔テラリウム

3年前に、苔玉にチャレンジしたことがありますが、最近は、巷でちょくちょく見かける苔テラリウムの方に興味があります。

 

きっかけは、本屋で見かけた、この本「苔ボトル 育てる 楽しむ 癒しのコケ図鑑」です。

 

それからしばらくして、田園調布駅の東急スクエアガーデンサイトにある、DAIICH-ENGEIさんの店先で、おしゃれな苔テラリウムを見つけました。

 


店員さんにお願いして、写真を撮らせてもらいました。

近々、一番手前にある苔テラリウムの手作り講習会(既に、この講習会は終了しています)が開催されるとのことでした。

この講習会には参加しませんでしたが、やはり、自分でも作ってみたくなりました。

 

まずはボトル選び

苔テラリウムのポイントは、まず、使用するボトル選びだと思います。

このボトルがおしゃれであれば、中身のコケやオブジェのレイアウトが多少まずくても、見栄えがします。

 

100円ショップのボトル

まずは、近くの100円ショップで、手ごろでおしゃれなボトルを物色します。

 

写真のボトルは、どれも100円ショップで購入したものです。

 

一番手前のボトルは、「Can★Do」、右手奥の2つのボトルは、「ダイソー」で購入しました。

左手奥のボトルが一番カッコいいのですが、このボトルは、数年前に「ミーツ」で購入したものです。
残念ながら、今現在、このボトルと同じもの売っている店舗が見つかりません。

 

もっとおしゃれなボトル

どうせ作るなら、できるだけおしゃれなボトルを選びたいと思う方は、雑貨店や園芸店に足を運んでみてください。

以下の記事で紹介した「プロトリーフ ガーデンアイランド玉川店」さんに行くと、ボトルだけでなく、苔や培養土も揃っていて便利です。

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培養土は何がいい?

ボトルの底には、コケのベースになる培養土を敷きます。

この培養土には、何を使えばいいのでしょうか?

 

100円ショップで見つけたもの

培養土についても、まずは、コストパフォーマンスの面から、100円ショップで物色しました。

 

最初に購入した材料あれこれです。
結論から言いうと、どれもダメでした。

写真一番右は、観葉植物の鉢の表面に置く「バークチップ」です。
これだけは、一部の苔テラリウムの培養土の上に置いて使っています。

 

おすすめの培養土

コケの種類にもよると思いますが、私が試してみて、うまく行ったおすすめの培養土は、以下の3つでした。

  • 苔テラリウム用ソイル
  • 樹皮培養土
  • 熱帯魚用ソイル

「樹皮培養土」と「熱帯魚用ソイル」は、先に紹介した本「苔ボトル 育てる 楽しむ 癒しのコケ図鑑」でも使われていました。

 

これらの培養土が良いのは、以下のメリットがあるから。

  • 育てるコケとの相性が良いこと
  • 保水性が良いこと
  • 水で湿らせたとき黒っぽい色の培養土の方が、コケが映えて見える

 

コケの培養土については、苔日和さんのブログが詳しいです。

苔の種類ごとのおすすめ培養土 | 苔園芸の情報サイト〜苔日和 (こけびより) 
苔の種類ごとに最適な用土の配合比率などを解説しています。

 

 

同じ商品がYahoo!ショッピングの「道草 michikusa」さんで購入可能です。
「道草 michikusa」さんでは、苔テラリウムに関するグッズがいろいろ揃っています。

 

大きめの苔テラリウムや数本まとめて作りたい場合は、駒かい赤玉土と燻炭を自分で混ぜて用土を作る方法もあります。

 

 

樹皮培養土

樹皮培養土は、以下写真のようにスギなどの木の樹皮を細かく裁断したものです。

 

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癒しの植物栽培ブログ」さんより引用

 

 

森の中でコケを観察した方はわかると思いますが、湿気の多い場所に育っているスギやヒノキといった樹木の根元には、樹皮の表面にたくさんのコケが生えています。

樹皮培養土は、樹皮の表面に育つコケとの相性がばっちりだと思います。

 

近くの園芸店やホームセンターで手に入らない方は、以下、Amazonでも、「クリプトモス」の商品名で購入できます。
 

熱帯魚用ソイル

熱帯魚用ソイル」は、熱帯魚を飼うときに、水槽の底に敷く土です。
といっても普通の土ではなく、土を焼き固めて、扱いやすくしたものです。

水槽の中には、熱帯魚だけでなく、いっしょに水草を入れたりしますが、このソイルを使うと水草が育てやすくなります。

熱帯魚用ソイル」は、近くのペットショップやホームセンターでも手に入りますが、こちらもAmazonや楽天市場で購入できます。
 

Amazonで購入すると、送料も無料で、近くの店より安く買えるかもしれません。

 

コケはどこで手に入れる?

私は、以下、2か所で手に入れたコケを使いました。

  • ベランダで育てている草花の鉢に勝手に生えていたもの
  • 「おばあちゃんの店」で、100円/1パックで買ったもの

まずは、自分の庭やベランダに生えているコケがあれば、それを使うのが一番です。
ほんの少しだけであれば、近くの公園や森などに生えているものをもらってきてもイイかな?
(あくまで、自己責任でお願いしますね。)

 

「おばあちゃんの店」は、以下の記事で紹介した「まごの店」がある「五桂池ふるさと村」の中にあります。

まごの店 評判に違わぬ本格的な味の高校生レストラン
TVドラマ「高校生レストラン」のモデルにもなった「まごの店」に行きました。 プロ顔負けの絶品料理は、高校生の心意気が伝わってくる優しい味でした。

もともと、「おばあちゃんの店」が先にあったので、後でできた高校生レストランの名前が「まごの店」になったそうです。

 

コケを買いに、わざわざ「おばあちゃんの店」に行く人はいませんね。

コケが購入できるお店として可能性があるのは、園芸店、熱帯魚店くらいでしょうか?

 

近くで手に入らない方は、「」もAmazonなどの通販で購入できます。
(Amazon、恐るべし。)
 

 

実際に作った「苔テラリウム」

ここからは、私が実際に作った「苔テラリウム」を紹介します。

 

「Can★Do」のボトル

「Can★Do」で購入したボトルを使いました。

 

直径が約10cmで、口の直径も約7cmあるので、作りやすいです。
培養土は、「熱帯魚用ソイル」です。

 

コケは、ベランダで自生していたものです。
コケと合わせて、那須高原の茶臼岳で拾ってきた、火山の石を入れています。

 

「ナチュラル・キッチン」の小物入れ

「ナチュラル・キッチン」で売っていた、ガラスの小物入れを使ってみました。

 

薄いガラス製で、本体と蓋が、それぞれ100円(税抜き)です。

 

培養土は、「樹皮培養土」です。
コンパクトなのと、ガラスが薄いので繊細な感じがします。

 

こちらは、シンプルにコケのみです。
このコケは、「おばあちゃんの店」で買ったものです。

 

トキワシノブ

これから後は、すこし、高さのあるボトルを使っています。
なので、単純にコケだけだと、ちょっと寂しく見えます。

ということで、高さのアクセントとしてトキワシノブを一緒に入れて、育てることにしました。

 

このトキワシノブ、3年前に苔玉にチャレンジしたとき、ヤフオクで430円で買ったものです。

その後、この器とともに、ベランダの片隅に放ったらかしにしていました。
久しぶりに見ると、元気に、しかも、カッコよく育っていました。

 

葉が込み入っている辺りを、もじゃもじゃの毛が生えた根ごとカットして使います。

 

「ミーツ」のボトル

お気に入りの「ミーツ」のボトルを使った苔テラリウムです。

 

このボトルが100円で買えるなんて、「ミーツ」すごい!
できれば、再販を望みます!

実は、このボトルで、淡水のフグ「アベニーパファー」を飼っていたことがあります。

先に紹介した「熱帯魚用ソイル」も、そのときに購入していたモノの余りを使っています。

 

植物は、ベランダで自生していたコケとトキワシノブです。
培養土は、「熱帯魚用ソイル」ですが、その上に観葉植物用の「バークチップ」置いています。

 

左手前の薄いグリーンのものは、「アイスランドモス」です。
アクセントとして入れています。

 

薬の瓶

今回のボトルの中で、一番高いものです。

 

自由が丘の雑貨店で、800円で売っていました。

昔、学校の理科室で見かけた、本体と蓋の間が、擦りガラスになっているやつです。

 

培養土は、「樹皮培養土」です。
植物は、トキワシノブと「おばあちゃんの店」で買ったコケです。

 

口の直径が約5cmしかないので、培養土も植物もピンセットを使って入れました。

 

まとめ

苔テラリウムは、100円ショップのボトルを活用すれば、簡単かつ手軽に作ることができます。

蓋つきのボトルを使うことで、水の蒸発が防げますから、水やりも10日から2週間に1回程度、霧吹きで霧を吹きかけるだけで済みます。

しかも、ボトルに入っているので、周囲を汚さず、テーブルにそのまま置いて、緑を楽しめます。

 

みなさんも、この記事を参考にトライしてみてください。

 

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