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銀座の入場無料のギャラリーでアートに触れる

出かけたトコロ
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銀座のアートギャラリー

言うまでもなく、東京は、日本の首都であり。日本の政治や経済の中心地です。

中でも「銀座」は、街の名前自体がプレミアムブランド化している日本屈指の繁華街です。
なので、有名ブランド店が立ち並び、世界的な企業のショールームやアンテナショップが点在しています。

 

さらに、東京は、人口が集中している分、東京オリジナルかどうかはさておき、さまざまな文化の発信地でもあります。

たくさんの美術館や博物館、コンサートホールがあり、東京に居ながらにして、日本全国や世界中の文化に触れることができます。

有名ブランド店もさることながら、「銀座」には、そのプレミアムなブランドを活かして、企業が文化活動や社会貢献の一環として運営している「アートギャラリー」も集中しています。
しかも、その多くが「入場無料」です。

自らも2つのギャラリーを運営している「リクルート」の以下のWEBサイトでは、「銀座のギャラリーマップ」がまとめられています。

銀座ギャラリーマップ | リクルートの2つのギャラリー

 

今年の9月の東京は、雨や曇りの日が多く、パッとしない天気でした。

10月に入った今日も少し雨がぱらつく天気なので、雨の心配が要らない、銀座のアートギャラリーに出かけてみました。

今日、紹介するのは、以下のギャラリーです。

  • ギンザ・グラフィック・ギャラリー
  • ガーディアン・ガーデン

 

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

最初は、「ギンザ・グラフィック・ギャラリー」です。

 

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このギャラリーは、大日本印刷株式会社が運営しています。

アクセスエラー | DNP 大日本印刷

 

「ノザイナー かたちと理由」

この日は、「ノザイナー かたちと理由」の展示がありました。

「ノザイナー(NOSIGNER)」さんのホームページはこちら。おしゃれなページなので、一見の価値ありです。

http://nosigner.com/ja/

 

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「ノザイナー(NOSIGNER)」とは、

「見えないものをデザインする人」という意味の造語

だそうです。

 

難しいデザイン哲学が書いてありますが、

「デザインする」

ではなく、

「デザインになってしまう」

が理想の姿とのことです。

 

コンセプトの展示

1階には、「ノザイナー」のコンセプトを紹介する展示がされていました。

 

分解から、理由の集合を読み解く

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融合して、共生する

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色と質感を変え、環境に適応する

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対称性と安定

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2階は閲覧スペース

2階は、デザイン関係の書籍や資料が閲覧できる常設スペースになっています。

「ノザイナー」の展示からちょっとわき道に逸れて、せっかくなので、上がってみます。

 

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階段の壁に飾られているタイポグラフィーです。

ひらがなの「あ」をモチーフにしたデザインですね。

 

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閲覧スペースの外の休憩スペースには、おしゃれな革製の椅子が置いてあります。

四角い見た目と違って、座り心地は抜群です。

 

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トイレのマークもスマートです。

もちろん、トイレ自体も間接照明がうまく使われていて、心地よい空間でした。

 

地下は「ノザイナー」の具体例展示

「ノザイナー」の展示に戻ります。

地下は、「ノザイナー」のコンセプトを実際のデザインに応用した具体例の展示です。

コンセプトも大切ですが、やはり、実際のデザインが素敵でないと意味がありません。

 

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薄暗い空間に展示台が並んでいて、具体的なデザイン例が紹介されています。

 

OLIVE

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私は、この展示で、初めて「OLIVE(オリーブ)」さんの存在を知りました。

OLIVE
OLIVEは、東日本大震災発生から40時間後に開設された、災害時に有効な知識を集めて共有するwikiサイトです。「生きろ日本」との願いから、O(日の丸)+ LIVE(生きる)で、OLIVEと名付けました。世界中から、物資のない被災地で生きるために必要なものを、身の回りのものから簡単に作るためのアイデアが集まりました。有志のご協力により、英語、中国語、韓国語へと翻訳されています。集合知を利用したデータベースとして、今も拡張しています。

 

ホームページはこちら。一度は目を通されておくことをおすすめします。

http://www.olive-for.us/

 

「東京防災」

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東京都民にはおなじみの防災マニュアル「東京防災」です。
私も持っています。

先の「OLIVE」の内容が盛り込まれているそうです。

「パッケージからシンプルで洗練されているな。」

と思っていたら、やはり、きちんとデザインされていたのですね。

舛添前知事の一番の功労ではないでしょうか?

 

防災グッズ

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「ノザイナー」のコンセプトを取り入れてデザインされた防災グッズです。

 

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aeru
0〜6歳の伝統ブランドaeruのデザインディレクションを行っています。子どもの頃から伝統工芸品に触れて日本の伝統を感じてほしいと願いを込めて、日本の伝統を示す日の丸と共に、現代の生活に伝統をつなぐために動く「和える」を表したロゴマークにしました。

 

MIKADO LEMON

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私にとっては、「ノザイナー」のコンセプトが一番わかりやすかったデザイン例でした。

広島のレモン風味のスパークリング日本酒のパッケージデザインです。
レモンの皮を剥いて、そのまま、瓶に張り付けたデザインになっています。

正に、

「デザインになってしまう」

ですね。

 

おやつTIMES

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おやつTIMES
JR東日本グループの地域再発見プロジェクト「のもの」のオリジナル商品『おやつTIMES』シリーズの総合プロデュースを行いました。 東日本各地で既につくられているお菓子を、手軽に味わえる小型パッケージに詰め替え、 各地の食材や食文化を楽しめるような明るい雑誌のような装いに仕上げました。

THE MOON

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THE MOON
THE MOONは、月の形をしたLEDライトです。最も身近な明かりを突き詰めたとき、古代から地球を照らしてきた月にたどり着きました。JAXAの衛星「かぐや」が観測した3Dデータを元に精巧な満月を再現したこのライトは、最も自然な形をした照明かもしれません。

 

なかなかに見ごたえのある展示でした。
これが無料で見れるなんて、すごいことです。

 

ガーディアン・ガーデン

次は、「ガーディアン・ガーデン」の紹介です。

ガーディアン・ガーデン

 

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場所は、外堀通りを挟んで「電通銀座ビル」の斜め向かいです。
階段を地下に降りていきます。

 

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階段を降りて曲がれば、すぐに赤い文字の「Guardian Garden」のドアがあります。

この日は、第15回グラフィック「1_WALL」展が開催されていました。

ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第15回グラフィック「1_WALL」展を開催します。ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト 6名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展です。

 

影山紗和子 Sawako Kageyama 「地獄ちっく」

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クロカワ Kurokawa 「Hand?」

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片岡亮介 Ryosuke Kataoka 「BAD BUT NOT BAD」

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角川みなみ Minami Tsunogawa 「家」(下の写真、向かって右側の壁)

しげのみゆき Miyuki Shigeno 「SABAKU COMICS」(下の写真、向かって左側の壁)

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今回の「1_WALL」展は、かなりポップな感じのアートです。

とくに、最後の写真のしげのみゆきさんの作品「SABAKU COMICS」は、ぶっ飛んだ絵と文字と「くらくらポエム」に、脳みそがトリップしてしまいました。

 

まとめ

初めて、銀座のアートギャラリーに行ってみました。

入場無料でこれだけ楽しめたら満足です。

 

「芸術の秋」のこの季節。

皆さんも機会があれば、「銀ブラ」やショッピングのついでに足を運んで、アートに触れてみてはいかがでしょうか?

 

 

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