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まごの店 評判に違わぬ本格的な味の高校生レストラン

出かけたトコロ
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高校生レストラン

「高校生レストラン」というTVドラマのモデルになった店なので、ご存知の方も多いと思います。

 

高校生レストラン

 

つい1週間前に「伊勢志摩サミット」が無事に終わった伊勢に、久しぶりに行くことになりました。

このTVドラマ、私はまだ見ていませんが、伊勢に行く機会があれば、是非とも足を運びたいと思っていた店です。

今回、念願かなって「まごの店」のランチを食べることができました。

 

まごの店

「まごの店」は、三重県立相可高等学校調理クラブの生徒が、クラブ活動の一環として運営するレストランです。

 

まごの店②
学校行事などで開店できない日を除き、毎週、土曜日・日曜日・祝祭日に営業しています。

 

場所

「まごの店」は、三重県多気郡多気町にある「五桂池ふるさと村」の中にあります。

 

外観

「まごの店」は、駐車場の横にある円形の建物です。

 

まごの店③
レストランは、この建物の写真左奥にあります。

手前の右手側には、ケーキなどを売っている「まごの店 スイーツ」があります。

 

まごの店 スイーツ
この写真は、「食べてぼやいて今日も熟睡」さんのブログから引用させていただきました。

スイーツも、レストランの順番待ちをしている間に、あっという間に売り切れました。

 

まごの店④
「まごの店」の入口です。

入口を入って、すぐ左側にウェイティングボードがあるので、名前と人数を記入して順番を待ちます。

店には11:20 AM 頃に着きましたが、40分くらい待ちました。

 

高校生による運営

 

まごの店⑤
クラブ活動の一環として営業している店なので、料理だけでなく、ホールサービスも高校生が担当します。

 

まごの店⑥
正直、プロのサービスには劣りますが、一人ひとりのお客さんに丁寧に接する、高校生らしい態度には、微笑ましいものを感じます。

また、キッチンでもホールでも、ちょっとした動きや目配りの様子を見ただけで、誰が1年生か3年生かはわかります。

この現場が、高校生にとっても成長の場になっている証ですね。

 

メニュー

メニューは、

  • 花御膳
  • まごの店定食
  • 松坂牛のすき焼き茶漬け
  • 真鯛の胡麻醤油茶漬け

の4種類で、どれも1,300円です。

伊勢、松坂らしいメニューですね。

 

まごの店⑦
真鯛の胡麻醤油茶漬けを食べたかったのですが、待っている間に、松坂牛のすき焼き茶漬けと一緒に売り切れました。

ここは気持ちを切り替えて、花御膳を選びます。

 

料理

席に着いてしばらくすると、最初にだし巻き卵が運ばれてきました。

 

まごの店⑧
卵の上には、松坂牛のしぐれ煮がのっています。

さっそく、頂きます。

「美味い!」

しぐれ煮はもちろんですが、だし巻き卵の味もふんわり感も本格的です。

 

まごの店⑨
続いて、お膳が運ばれてきました。

手前から、煮しめ、天婦羅、煮海老、煮魚、酢の物、野菜の和え物です。
盛り付けもきれいです。

 

まごの店⑩
野菜の煮しめです。

私好みの少し甘めの上品な味は、これまた本格的。

 

まごの店⑪
煮海老、煮魚と酢の物です。

手前の茄子も超美味しい!

 

まごの店⑫
地元の野菜を豆腐で和えたもの。

これも、素材の味を生かした上品な味付けです。

 

まごの店⑬
天婦羅です。

衣の付き方もカリッと感も、プロ並みです。

 

まごの店⑭
ご飯と味噌汁、漬物もそろって、花御膳の全景です。

ご飯は、おかわりできます。

 

高校生が運営するレストランは、他にはなかったので、テレビや新聞に取り上げられることも多く、有名な「まごの店」ですが、正直、味はそこそこだろうと思っていました。

でも、実際に食べてみて、その先入観は、完全に崩れ去りました。

どの料理も、一品一品丁寧に作られていて、ちょっとしたプロのお店の味を完全に超えています。

作り手の高校生の心意気が伝わってくる、本格的な味の絶品料理です。

 

顧問の村林新吾さんのご指導の賜物だとは思いますが、先生方の指導を忠実に守って、真摯に料理やサービスに取り組まれている相可高等学校調理クラブの生徒さん達の努力には、ただただ、頭が下がる思いです。

 

まごの店⑮
まごの店⑯
どうですか?

写真に写った先輩高校生の眼差しは、すでにプロの料理人に通じる貫録がありませんか?

 

まとめ

今回、初めて足を運んだ「まごの店」ですが、完全にファンになりました。

 

店に来られているお年寄りの話を聞いていると、

「今日は何時に来た?」

「8時過ぎにに来たよ。10時に入れたので、今日は楽だったよ。」

といった会話が飛び交っています。

お年寄りが、交流の場として集まるだけでなく、この料理を本当に楽しみにされているのだろうと思います。

 

村の活性化を狙って作られたであろう「五桂池ふるさと村」は、箱モノだけでなく、高校生の提供する料理やスイーツのコンテンツと合わさって、目的の役割を果たしていました。

ここでも、町役場には、きっと先見の目と地元愛を持ったスーパー公務員がいらっしゃるのですね。

 

次回も必ず立ち寄り、今度は食べ逃したお茶漬けにトライしたいと思います。

皆さんも、伊勢志摩に行く機会があれば、是非とも足を運んで、高校生が作る絶品料理の味を確かめてみてください。

 

 

 

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