肝臓にはスルフォラファンがいいらしい
今年で55歳になった私は、毎年人間ドックを受けています。
少々肥満気味なので、高脂血症と合わせて、今年はとうとう肝臓のγ-GTPの値が72U/Iになってしまいました。
お酒は強い方ではないので、毎日は飲みません。
なので、脂肪肝ですね。
脂肪肝に一番有効なのは、適度な運動です。
休日にはときどき山歩きをしますが、ついつい、楽な方に流れてしまう私は、毎週定期的なスポーツをしていません。
「何かいいサプリメントはないかな?」
と思って見つけたのが、以下のサプリメント。
サプリメントは手軽で便利なのですが、少々お値段が高い。
ということで、別の手段を探します。
ブロッコリースプラウト
上で紹介した、「カゴメ スルフォラファン」のサイト(以下)に行くと、
ブロッコリーの新芽、ブロッコリースプラウトには、高濃度にスルフォラファンが含まれていることがわかりました。
と書いてあります。
さっそく、ブロッコリースプラウトにチャレンジすることにしました。
スプラウト容器
スプラウトとは、Wikipediaによると、
スプラウト(英: Sprout)とは、主に穀類、豆類、野菜の種子を人為的に発芽させた新芽で、発芽した芽と茎を食用とする。
モヤシと同義語であり、穀類の新芽作物一般を指す語である。
と書いてあります。
モヤシやカイワレ大根を想像してもらえば、わかりやすいと思います。
スプラウト栽培のためには、まず、種をまき発芽されるための水耕栽培用の容器が必要です。
100均で適当な容器を見つけて使えばいいのですが、ネットでいろいろ調べると「SELON スプラウトポット」が良さそうです。
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大田市場へ
以下、SELEON工業株式会社さんのホームページを見ると、大田市場の中に直営店があるようです。
距離はかなりありますが、同じ大田区に住んでいるので、大田市場の「セロン大田店」さんに足を運んでみました。
店員さんが、
「スプラウト栽培ですか。
私は、まだ、やったことないんですよね。」
と2階の棚から容器を出してくれました。
私は、グレーを2つ、ブルーを1つ、購入しました。
このスプラウト容器、使ってみてわかったことですが、以下の特長があります。
- 種をまく上部の網目部分の網目の大きさが最適
- この網目部分に開いている指通しの穴がとっても便利
- 網目部分から容器の底までの高さが十分にあり、根がたっぷり伸ばせる
水替えのときに、指通しの穴に指を入れて持ち上げると、網目部分が簡単に外れます。
スプラウトの種
あたりまえですが、種も必要です。
私は、「中原採種場」さんのブロッコリーの種とアルファルファの種を1袋ずつ購入しました。
いつもよく出かける「シマホ 大田千鳥店」さんで購入しました。
ちなみに、大田市場から「シマホ 大田千鳥店」さんは、結構な距離です。
いつも乗っているミニチャリで回ったので、この運動で、多少はγ-GTPの数値が低減したかもしれません(笑)。
スプラウト栽培のやり方
スプラウト栽培は、とっても簡単です。
ただし、生で食することが多いスプラウトは、細菌に対する配慮が必要です。
特に、スプラウトの種は、品質管理の行き届いたものを購入しましょう。
私は、上記の「中原採種場」さんの種を購入しました。
種まき
まず、スプラウト容器をよく洗い、水を入れます。
水の量は、上部の網目部分が浸るくらいです。
グレーの容器にブロッコリー、ブルーの容器にアルファルファの種をまきました。
種をまいたら、翌日には新芽が出てきます。
水替え
水替えは、基本、毎日行います。
また、成長のための肥料や発芽促進剤などは、一切、使いません。
自分で育てるので、安心安全の食材になります。
このスプラウトの容器、上部の網目部分から底までの高さも十分にあって、根をたっぷりと伸ばせるのも特長のひとつです。
食べごろ
根にも、有効な養分が含まれているらしいので、私は、根ごと食べています。
食べ方
スプラウトの根元を引っ張って、根ごと容器から外します。
根元や葉先には、種の殻が付いていますので、水道の蛇口から水を流しながら、殻を洗い流します。
私は、この種の殻取りの作業が一番面倒くさいです。
同時に、細菌対策のために、葉や根の部分を全体的によく洗います。
水気をよく切ったら、あとは、容器に盛り付けて、そのまま生で食べます。
スルフォラファンの成分は、熱に弱いので、加熱はしません。
また、スプラウトの細胞から、スルフォラファンを取り出すために、口の中でよく噛んで食べましょう。
最初のころは、胡麻ドレッシングやマヨネーズをかけて食べていましたが、最近は、何も付けずに、そのまま食べています。
まとめ
γ-GTPの数値を下げる目的で、ブロッコリーのスプラウト栽培を始めました。
- 容器を3つ購入し、「食べたら種をまく」を繰り返すことで、2日~3日おきにスプラウトを食べています。
- 今回購入した「SELON スプラウトポット」は、
・上部の網目部分の網目の大きさが最適
・網目部分の指通しの穴が便利
・根が十分に伸びる高さがある
という理由でおすすめです。 - 種は、品質管理の行き届いたものを購入しましょう。
- 水替えは毎日行い、細菌の繁殖に注意しましょう。
- 成長のための肥料や発芽促進剤などは、一切、使いません。
水だけで栽培できるスプラウト栽培は、手軽に始められます。
身体に有効な成分も定期的に摂取できるので、肝臓に関する数値が気になる方は、試してみてはいかがでしょうか?
あと、それでも、
「スプラウト栽培の手間が面倒くさい。」
という方は、冒頭に紹介した「カゴメ スルフォラファン」がいいかも?
γ-GTPの数値がどうなったかは、来年の人間ドックのときに、また、このブログでお知らせします。
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