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トイファクトリー「TOY'S BOX 470H」でポータブルバッテリーを走行充電する

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「EcoFlow Alternator Charger」

2024年6月3日にEcoFlowさんから「EcoFlow Alternator Charger」が発表されました。

「EcoFlow Alternator Charger」は、車のオルタネーターからDELTAシリーズのポータブルバッテリーを走行充電する充電器です。
以下のモード(機能)があります。

  • 充電モード
    車のオルタネーターからポータブルバッテリーを走行充電する。
  • 逆充電モード
    ポータブルバッテリーから車のメインバッテリーを逆充電する。
  • バッテリーメンテナンスモード
    ポータブルバッテリーから車のメインバッテリーに低電流を流し、メインバッテリーの寿命を延ばす。

やはり、一番の売りの機能は充電モードで、ポータブルバッテリーを最大800Wで急速走行充電できる点でしょう。
従来、ポータブルバッテリーを走行充電する際、車のシガーソケットを利用することが多かったと思います。シガーソケットからの供給電力は約100W程度なので、「EcoFlow Alternator Charger」の最大充電電力800Wはその8倍の電力、つまり、8倍速くポータブルバッテリーを充電できることになります。

ハイエースでも800Wの充電が可能か?

私の場合、車中泊で使用する電力は、以下の4つの電力源で賄おうと考えています。
長期の車中泊旅行の場合、この中で一番頼りになる確実な電力源は、やはり、走行充電になると思います。

  • 走行充電
  • ソーラーパネル充電
  • AC 100Vからの給電
  • EVステーションからの給電

走行充電の電力が増え、結果、充電時間が短くなると、ちょっとした移動時間で、その日に必要な電力をポータブルバッテリーに充電できるので大変助かります。

ここで気になるのは、

 ハイエースでも、800Wの最大電力で充電できるのか?

という点です。
まずは、この点を確認します。

「EcoFlow Alternator Charger」の充電モードの仕様

「EcoFlow Alternator Charger」の充電モードの仕様は、以下のとおりです。

  • 入力電圧:11V~31V
  • 入力電流:最大 76A

ハイエースのオルタネーターの仕様

私が購入予定のハイエース(ディーゼル 4WD 寒冷地仕様)のオルタネーターの仕様は、以下のとおりです。

  • 出力電圧:12.2V~14.8V
  • 出力電流:最大 約130A

オルタネーターの出力電圧範囲は、「EcoFlow Alternator Charger」が入力できる電圧の範囲内なので問題ありません。

次に、「EcoFlow Alternator Charger」が最大の800Wで走行充電しているときの最大充電電流を計算します。

  • 最大充電電流:800W / 12.2V = 65.6A

最大充電電流 65.5Aは、「EcoFlow Alternator Charger」の最大入力電流 76Aの86%なので、「EcoFlow Alternator Charger」の電圧変換ロス分を考慮しても余裕があります。
また、最大充電電流 65.5Aは、オルタネーターの最大出力電流の130Aの約半分なので、オルタネーターに過大な負荷がかかることもないと考えてよいでしょう。

スマートオルタネーターの影響

「最大充電電流 65.5A < オルタネーター最大出力電流 130A」で、オルタネーターの発電能力を超える電流が流れないことは分かりました。

ただし、実際の走行中は、オルタネーターが常に最大の出力で発電をしているわけではありません。
走行中の充電状況を確認するには、実際に車を走らせながら、充電電流(充電電力)を監視するしかありません。
私の「TOY'S BOX 470H」の納車は、まだ、数か月先なので実車で確認できません。
なので、以下、「猫のマサとDIY」さんのYouTubeを参考にさせてもらいました。

この動画を見ると、

  • アイドリング中:600W~700W
  • 走行中:最大 800W(コメントの字幕を参照しているので平均的な充電電力は不明)

の電力で充電されるようです。

「EcoFlow DELTA 2 Max」の充電時間

どんな車であっても常時800Wの充電はできません。
実際の充電レートはどれくらいなのでしょうか?

私は、車中泊に使える電力を確保するためにポータブルバッテリーの購入を検討しています。
「EcoFlow Alternator Charger」が対応しているポータブルバッテリーは、EcoFlowさんのDELTAシリーズ(XT150ポートが備わっているモデルのみ)に限定されます。
私がDELTAシリーズの中で購入候補に考えているのは、「EcoFlow DELTA 2 Max」です。

以下「73 NAMI」さんのYouTubeでは、ハイエースで下道を走りながら「EcoFlow DELTA 2 Max」を充電したときの様子がわかります。
「EcoFlow DELTA 2 Max」を10%から100%に充電するのに3時間15分かかったようなので、平均567Wで充電されています。

  • 「EcoFlow DELTA 2 Max」の電力容量2,048Whの90%は1,843Wh
  • 1,843Wh / 3.25h = 567W

下道を走って500W以上で充電できれば、まずまずの充電レートではないでしょうか。

3~4時間の走行でフル充電できれば、かなり実用的です。
実際には、「EcoFlow DELTA 2 Max」を空っぽ(0%)まで使い切ることはあまりないと思うので、2時間程度走れば、その日の夜に使う電力は十分に確保できそうです。

まとめ

「EcoFlow Alternator Charger」の最大800Wの走行充電電力は、とても魅力的です。
私の「TOY'S BOX 470H」には、サブバッテリーシステムが搭載されていますが、標準のサブバッテリーは鉛バッテリーで、容量も100Ahしかありません。
車中泊に必要な電力を十分に確保する上でも、また、必要な電力量を短時間の走行充電で補充する上でも、

  • 「EcoFlow DELTA 2 Max」
  • 「EcoFlow Alternator Charger」

の組み合わせで、サブバッテリーシステムを補強したいと思います。

ちょうど、この記事を書いているタイミングで、EcoFlowさんがサマーセール(2024年6月5日~6月24日)を開催しています。
「EcoFlow DELTA 2 Max」と「EcoFlow Alternator Charger」のセットが、定価331,870円(税込)のところ45%オフの182,529円(税込)で購入可能です。
さらに、5%オフのクーポンを使えば173,402円(税込)になるので、この機会にポチります。
ただし、「EcoFlow Alternator Charger」は注文が集中しているようで、1か月先の7月下旬から順次出荷になるみたいです。

EcoFlowさんは、頻繁にセールを開催しているので、そのタイミングで購入するのがお得です。
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