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トイファクトリー「TOY'S BOX 470」をレンタルしてみた

キャンピングカー
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ハイエースのモデルチェンジ情報

2024年1月に販売が再開されると噂されているハイエースのモデルチェンジの情報が、少しずつネットに上がってくるようになってきました。
もちろん、真偽のほどは定かではありませんが、以下のように、私にとって嬉しい情報と良くない情報があります。

  • スーパーGLのボディカラーに「アーバンカーキ」「ベージュ」が追加され、フロントグリルが半艶ブラック塗装、フロントリアバンパーが素地になる。
  • バンDXで、バックドア・スライドドアのイージークローザーがメーカーオプションになる。
  • サンバイザー内のバニティミラーとアクセサリーコンセントが標準になる。
  • バンDX(標準ボディー幅)のハイルーフが廃止。
  • バンDXのGLパッケージが廃止。
  • バンDXの3人乗り/4ドアが廃止。
  • バンDXの9人乗りが廃止。

バンDXで、バックドア・スライドドアのイージークローザーが選べるのは嬉しいです。
ドアを力任せに思いっきり閉めなくて良いのは、とっても楽です。
静かな夜のキャンプ場などでも重宝すると思います。
イージークローザーが選択できるということは、スマートキーのオプションにも期待が持てます。

やはり、一番気になるのは、バンDXのハイルーフが廃止になるという情報です。
ジャパン キャンピングカーショー 2023」で、バンDXの取り回しの良さとハイルーフの室内空間の快適さに惹かれて、キャンピングカーの購入を決めた私にとっては、ちょっとショックな情報です。

と言うことで、万が一、ハイルーフがなくなった場合、標準ルーフに切り替えるのか、キャンピングカーの購入をキャンセルするのか判断するため、ハイルーフではなく標準ルーフの「TOY'S BOX 470」をレンタルして実際の使い勝手を確認することにしました。

以下の記事でも書いているように、2023年12月22日に、バンDXのハイルーフのハイエースが発注できました。また、バンDXのGLパッケージもそのまま選択できました。
なので、上記のボディータイプ廃止の情報は、間違いだと思います。
バックドア・スライドドアのイージークローザーは、ネットの噂どおり選択できました。
残念ながら、バンDXのスマートキーのオプションは今回もありませんでした。

トイファクトリー東京店へ

東京近郊であれば、トイファクトリーのキャンピングカーは、トイファクトリー東京店でレンタルできます。

トイファクトリー東京店は、東急田園都市線の南町田駅前にあるショッピングモール「南町田グランベリーパーク」の中にあります。

私は、「南町田グランベリーパーク」に来るのは初めてです。
ちょうど、1週間前から「CHRISTMAS GARDEN PARTY」が開催されていました。

トイファクトリー東京店は、西側奥のアウトドア関連ショップのエリアにあります。

店内でレンタル手続きを済ませた後、東側にある「南町田グランベリーパーク」の駐車場5階に行き、ここから、キャンピングカーに乗ってスタートです。
車の返却場所もここになります。

行先は長野県の「懐古園」

当初は、秩父方面に行こうと考えていたのですが、紅葉の色づきがイマイチそうだったので、長野県の「懐古園」に向かうことにします。

昔、子供が小さい頃、菅平でのスキーの後に必ずと言って良いほど寄っていた「地蔵温泉 十福の湯」にも久しぶりに行ってみることにします。

懐古園

都内が渋滞していて、関越自動車道に乗るまで時間がかかりましたが、何とかPM3:00前に「懐古園」に到着しました。

紅葉の見頃は過ぎている感じでしたが、赤く色づいた紅葉も楽しめました。

稲倉の棚田

「懐古園」から「地蔵温泉 十福の湯」へ向かう途中、「稲倉の棚田」にも寄ってみました。
今回レンタルした「TOY'S BOX 470」は、ディーゼルの4WDなので、途中の坂道も苦にならず、グイグイ上っていきます。

地蔵温泉 十福の湯

久しぶりの「地蔵温泉 十福の湯」は、長野県上田市の真田にあります。
「地蔵温泉 十福の湯」さんのホームページはこちら。

「地蔵温泉 十福の湯」さんの一番の魅力は、広い露天風呂です。
この後は、車中泊をするだけなので、2時間ほど、ゆっくり温泉につかります。
ホテルのチェックインの時間を気にすることもないし、せっかくくつろいだ後、夜に長距離、車を走らせて家路を戻る必要もないし、これが車中泊の醍醐味ですね。

晩ご飯も「地蔵温泉 十福の湯」の施設の中にある「森のレストラン」で済ませます。
メニューの数も多く、家族みんなで楽しめるレストランです。

メインは、新鮮な馬刺しを使った「新鮮さくら丼」です。
ボリュームもあります。

当日は、「あったかスープフェア」をやっていて、ポスターの写真が美味しそうだったので、「サツマイモ紅はるかのポタージュ」も注文。
程よい甘さで美味しい。

ピザ窯もあって、焼き立てのピザも食べられます。

車中泊

今日の一番の目的は、標準ルーフの「TOY'S BOX 470」で車中泊をして、実際の使い勝手を確認することです。

道の駅みまき

車中泊の場所に選んだのは、「みんなで作る車中泊マップ」で評価が良かった「道の駅みまき」です。
長野県東御市にあります。

「道の駅みまき」の一番の良かったところは、トイレが綺麗なこと。
小さなトイレですが、入り口は自動ドアだし、温水洗浄便座のトイレだし、至れり尽くせりです。
トイレが綺麗なのは、車中泊をする者にとっては、とてもありがたいです。

私は、トイレのある駐車場から道を挟んだ「御牧乃湯」側の駐車場で車中泊しました。
「みんなで作る車中泊マップ」に書かれていた通り、とても静かでした。

レンタルした「TOY'S BOX 470」の使い勝手

さすがに11月の長野の夜は寒く、社外に出るとすぐに体が冷える感じです。
しかし、FFヒーターを使って寝たので、車内はとても暖かく熟睡できました。
もっと寒い冬の日の車中泊を考えたら、FFヒーターは必須アイテムですね。

この日は、あいにく夜から朝まで雨が降りましたが、車内の雨の音は気になりませんでした。

今回レンタルした「TOY'S BOX 470」には、天井に「MAXXFAN」が装備されていませんでした。
実際に車内にしばらく居ると、車内換気したくなるときがありました。
ドアの窓を開けて換気もできますが、当日は雨が降っていたので、窓を全開すると雨が入ってきます。
サイドバイザーが着いている前のドアの窓を少し開けた状態で、「MAXXFAN」で強制換気できると便利ですね。

肝心の標準ルーフの「TOY'S BOX 470」の使い勝手です。

「REVOシート」を倒して、ベッド状態にするのは簡単でした。
しかし、予想通り、これを毎日行うのは面倒です。

やはり、家具の一番上にマットを設置し、ベッドを常設できるハイルーフの「TOY'S BOX 470H」(以下の2枚の写真)が断然良いと感じました。

もちろん、ベッドの位置は天井に近い高い場所になりますが、ちょっと横になりたいときなど、「どっこらしょ」と上がるだけで、すぐにゴロンと寝っ転がれる手軽さはメリット大です。
しかも、スライドドアを開けてすぐの場所は、対面のダイネットモードのままで、テーブルも取り外す必要もありません。

やはり、ハイルーフで決まりです。

朝ごはん

トイレと歯磨きを済ませ、「REVOシート」を戻したら、朝ご飯の時間です。

朝ごはんは、「ナナーズ東御店」でお惣菜を買って食べることにしました。
「道の駅みまき」からそこそこ近いのと、AM9:00に開店するので、このスーパーマーケットを選びました。お総菜を買ってすぐ車に戻り、そのまま、お店の駐車場で食べました。

自分のキャンピングカーで旅をすることになったら、朝ごはんは、コンビニやスーパーマーケットで調達することを考えていたので、実際の雰囲気を体験できました。
テーブルの広さも十分です。

今日は雨天なので、朝ごはんを食べ終えたら、特に寄り道もせずに帰路につきます。
ただ、レンタカーの返却時間PM3:00には、もう少し時間があるので、浅間サンラインで軽井沢を経由して帰ります。

横川SA 荻野屋

碓氷軽井沢インターチェンジから、上信越自動車道に入ります。
途中、横川SAに寄りました。
横川SAには、峠の釜めしで有名な「荻野屋」さんがあります。

私は、まだ、食べたことがなかったので、昼食に峠の釜めしを食べることにしました。
具の種類もたくさんで大満足。
陶器の釜も持って帰って、ご飯を炊いてみたいです。

お土産用の冷蔵釜めしもあります。

お腹一杯になったので、後は、安全運転で「南町田グランベリーパーク」のトイファクトリー東京店に戻ります。

2日かけて、長距離を運転しましたが、ハイエースの運転は、思ったより楽です。
何より、運転席の位置が高いので、運転中の見晴らしがいいです。
もちろん、エンジンの音や振動は、普通の乗用車よりはうるさいものの、私は全然許容範囲でした。

まとめ

本来は、購入を決める前に、候補になっているキャンピングカーをレンタルして、実際の使い勝手を確かめるべきです。
今回、ハイエースの2024年モデルチェンジで、バンDX(標準ボディー幅)のハイルーフが廃止になる噂があったので、急ぎ、標準ルーフの「TOY'S BOX 470」をレンタルし、標準ルーフで我慢できるか確認しました。

結果、改めてハイルーフが良いことがわかりました。
本当に、バンDX(標準ボディー幅)のハイルーフが廃止になった場合は、発注をキャンセルすることになるかもしれません。もしそうなったら、納車を楽しみに待っていただけに、とても残念です。
特装車でも良いので、何とかハイルーフが残ってほしいものです。

以下の記事でも書いているように、2023年12月22日に、無事、バンDXのハイルーフのハイエースが発注できました。また、バンDXのGLパッケージもそのまま選択できました。
数か月のハイエースのオーダーストップで、いろいろやきもきさせられましたが、契約当初に欲しかったハイエースのボディタイプで発注できたので、やれやれです。

また、今回の車中泊では、

  • FFヒーターの効果
  • 雨音が気になるか
  • 「REVOシート」ベッドモードの寝心地

を確認できました。
いずれも問題なく快適でした。

あと、私の場合、

  • 「MAXXFAN」の必要性

も実感しました。

今回は1泊2日でしたが、「TOY'S BOX 470」をレンタルすることで、より車中泊旅が実感できました。
早くキャンピングカーが欲しい!
自分のキャンピングカーが来たら、もっと長い期間、自由な旅ができるのになぁ。

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