襟裳岬へ
昨年の6月、フンベの滝から黄金道路の途中までドライブしましたが、襟裳岬までは行きませんでした。
今回は、足を延ばして、襟裳岬まで行ってみました。
フンベの滝
今日は、快晴です。
気持ちの良いドライブ日和です。
太平洋の波が次々押し寄せ、波が引くたびに、ゴロゴロと石が転がる音が響きます。
黄金道路
フンベの滝から黄金道路を進みます。
よく見ると、ウェットスーツを着たサーファーです。
道路脇の駐車スペースに車を停めて、サーフィンを楽しんでいるんですね。
襟裳岬
黄金道路の先、百人浜、襟裳岬までやって来ました。
まずは、襟裳岬の先まで行くことにしました。
風の館
襟裳岬の観光施設、「風の館」に入ります。
ここの屋内展望室からは、野生のゼニガタアザラシが観察できます。
大きな回廊を通って、入り口に向かいます。
回廊に入っても、襟裳岬から吹いてくる風で冷たいです。
大人300円の入館料を払い、まずは、屋内展望室に向かいます。
屋内展望室
とても立派な施設です。
係員の方が、あらかじめ望遠鏡をセッティングしてくれますので、ゼニガタアザラシを見つけるのは、それほど難しくありません。
「いる!いる!」
遥か遠く、岬の岩の横で、波の合間に頭を出して泳いでいるゼニガタアザラシが何頭か見えます。
「2頭のゼニガタアザラシが、岩場で日向ぼっこをしていますよ。」
と教えてもらいました。
この写真は、展望室の望遠鏡の後ろにカメラを構えて撮りました。
思いがけず大洲市の資料が
ゼニガタアザラシの観察を存分に堪能した後、展示ゾーンに降ります。
大洲市肱川町に「風の博物館」という施設ができたようで、風つながりで、ここ襟裳岬の「風の館」と姉妹館関係になっているみたいです。
大洲市内子町では、毎年5月5日の子供の日に合わせて、いかざき大凧合戦の行事があります。
思わぬところで、ふるさとに出会いました。
四国の田舎ですが、伊予の小京都と呼ばれる風光明媚な城下町です。
- 白黒テレビ時代のNHK連続テレビドラマ小説「おはななん」(平均視聴率45.8%、最高視聴率56.4%)の主人公、はなの出身地
- 「東京ラブストーリ」で織田裕二さんが演じていた、完治の出身地
- 「男はつらいよ 寅次郎と殿様」で、寅次郎が立ち寄った街
といった設定で、映画やテレビドラマのロケ地にもなっています。
上の写真のパンフレットにもあるように、 お城や臥龍山荘、うかいや花火大会など、なかなかに見どころも多いので、機会があれば、是非、大洲市にも足を運んでいただければ嬉しいです。
えりも風体験
話を襟裳岬の「風の館」に戻しましょう。
襟裳岬灯台
「風の館」の外に出て、襟裳岬の景色を観光します。
「襟裳岬」の歌碑
展望台
襟裳岬の方向に合わせて、北海道が上下さかさまになった掲示板が面白いです。
襟裳岬の突端に
「風の館」の横の階段を降りて、襟裳岬の突端まで行ってみます。
先ほど、ゼニガタアザラシを観察した展望室のガラス窓が見えます。
風が冷たいです。
よく見ると、「風の館」の下の海べりで、流れ昆布を採っているおじさんを発見。
港の先の海岸は、百人浜です。
この後、帰りに寄ってみます。
駐車場に戻るころには、カメラを構えていた手が、冷たい風でかじかんできました。
すでに15時前。
「お腹すいたぁ~。」
岬にある「えりも岬観光センター」の食堂で、ランチを食べようと思っていたのですが、工事中のため閉鎖中でした。
帰りに美味しそうな店があったら、なんか食べよう。
百人浜
来るときは通過した百人浜に立ち寄ります。
海岸に向かいます。
風は冷たいですが、春の日差しも降り注いで、とっても気持ちいいです。
まとめ
「襟裳岬」の歌詞、
何もない春です~♬
のとおり、見渡す限り海の広がる襟裳岬の春は、「なにもない」が故に、全身で大自然を感じられるところでした。
いや、ちゃんと「風の館」という立派な観光施設もあるじゃないですか。
シーズンオフのこの季節に来たのも良かった。
ちなみに昼ご飯ですが、結局、何も食べず帯広まで戻って、昨日行ったばかりのジンギスカン「北海道」で、2日連続で美味しいジンギスカンを食べました。
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