WordPressの必要最低限の設定
WordPressがインストールできたら、管理者権限でログインして、必要最低限の設定をしておきましょう。
管理者としてログイン
①:「ユーザ名」の入力枠に、WordPressインストールしたときに決めておいたユーザ名を入力します。
例として“admin”としていました。
②:「パスワード」の入力枠に、WordPressインストールしたときに決めておいたパスワードを入力します。
③:毎回、「ユーザ名」と「パスワード」を入力する手間を省くために、「ログイン状態を保持する」にチェックします。
毎回、「ユーザ名」と「パスワード」を入力する場合は、チェックを外します。
④:最後に、「ログイン」ボタンをクリックします。
ログインすると「ダッシュボード」画面が表示されます。
この「ダッシュボード」画面は、自分のブログサイトのいろいろな設定を変更するとき、起点となる画面です。
この画面の右上には、“こんにちは、adminさん!”と、ログインしたときの「ユーザ名」が表示されています。
このまま、記事の投稿をすると、ネット上に公開する記事の投稿者の部分に“admin”と表示され、ログインの「ユーザ名」がバレバレです。
もちろん、「ユーザ名」と組みになっている「パスワード」を正しく入力しないとログインはできませんが、少なくとも「ユーザ名」が公開されてしまうのは、セキュリティ面で良くありません。
なので、真っ先に「ユーザ名」の表示を変えておきます。
「プロフィール」画面で「ユーザ名」のニックネームと表示名を変更する
①:「ニックネーム(必須)」の入力枠に、ブログに表示したい自分のニックネームを入力します。
例として“管理者”と入力します。
②:「ブログの表示名」のプルダウンメニューで、①で入力したニックネームを選択します。
③:最後に、「プロフィール更新」ボタンをクリックします。
画面右上の表示が、“こんにちは、管理者さん!”と、先ほど入力したニックネームに変わりました。
記事のURLを決める「パーマリンク」を変更する
「パーマリンク」は、投稿した記事の場所を示すURLのことです。
①:「共通設定」-「投稿名」を選択します。
「投稿名」を選ぶと、例えば、最初に表示される“Hello world!”という記事のURL(パーマリンク)は、“https://freetrial.minibird.jp/blog/hello-world/ ”のように、自分のブログのトップURLに投稿記事のタイトル(投稿名)が続いた文字列になります。
②:「変更を保存」ボタンをクリックします。
もちろん、他の選択をしても良いのですが、「投稿名」がお勧めです。
「数字ベース」だと、URLから記事の内容がわかりませんし、「日付」や「月」は、URLには冗長な情報だと思います。
投稿記事のタイトルを日本語にした場合、MySQLデータベースの文字コードが“UTF-8”のため、URLのタイトル部分が、わけのわからない半角文字になってしまいます。
例えば、この記事のURLは、
”https://vitorec.co.jp/choi-plus-sozai/wordpressで最初にすること 記事を投稿する前にこれだ/”
となって欲しいのですが、MySQデータベース上は、
"https://vitorec.co.jp/choi-plus-sozai/wordpress%E3%81%A7%E6%9C%…%E3%81%A0/"
になります。
Googleが提供している“Google アナリティクス”などのブログサイト分析ツールなどで、この直接判読できない半角文字が表示されるなど、不都合も起こりますが、これについては、逃げ道があるのと、私は記事のURLを英語で考えるのが面倒なので、気にせず日本語タイトルをそのまま使っています。
また、この「パーマリンク」は、一度決めたら、基本、変更しません。
頻繁に変更すると、自分のブログの記事を気に入ってリンクを張ってくれた人ができても、そのリンクが切れてしまい、せっかくの読者を失うことになります。
「テーマ」や「プラグイン」の更新
続いて、「テーマ」や「プラグイン」を最新のバージョンに更新します。
「テーマ」は、自分のブログのデザインを簡単に変えることができる機能です。
「プラグイン」は、WordPressそのものや「テーマ」にない機能を付加するためのソフトウェアです。
機能アップだけでなく、バグやセキュリティホールなどが修正されている場合もあるので、「ダッシュボード」画面のメニューに赤丸の数字が表示されていたら、更新をしましょう。
数字は、更新可能な「テーマ」や「プラグイン」の個数を表しています。
WordPressのバージョンが上がった場合も、同様に赤丸の数字で表示されます。
逆に、この赤丸の数字が表示されない場合は、更新が必要な「テーマ」や「プラグイン」がありません。
そのときは、ここで示す更新の手順は、飛ばしてください。
「プラグイン」の更新
まず、「プラグイン」の更新をしましょう。
①:「すべて選択」をチェックします。
②:「プラグインを更新」ボタンをクリックします。
「プラグインを更新」画面で、先ほどチェックした「プラグイン」(ここの例では、“Akismet”)の更新が完了したことが表示されます。
「WordPress更新ページへ戻る」ボタンをクリックします。
「テーマ」の更新
①:「すべて選択」をチェックします。
②:「テーマの更新」ボタンをクリックします。
「テーマの更新」画面で、先ほどチェックした「テーマ」(ここの例では、“Twenty Fifteen”)の更新が完了したことが表示されます。
「プラグイン」も「テーマ」も更新されたので、もう、更新できるアイテムがなくなり、さきほどまで表示されていた赤丸の数字がなくなりました。
「プラグイン」を有効にする
次に、先ほど更新した「プラグイン」を有効にしてみましょう。
「プラグイン」-「インストール済みプラグイン」をクリックします。
①:「Akismet」をチェックします。
②:「WP Multibyte Patch」をチェックします。
③:プルダウンメニューで「有効化」を選択して、「適用」ボタンをクリックします。
チェックした「プラグイン」の機能は、「説明」で確認してください。
“Hello Dolly”は、今回、有効にしません。
チェックした2つの「プラグイン」が有効になり、背景が水色に変わります。
ただし、“Akismet”は、まだ、本当に有効になっていません。
この「プラグイン」を有効にするには、APIキー取得の手続きが必要です。
登録は無料です。
「Akismetアカウントを有効化」ボタンをクリックします。
①:「APIキーを取得」ボタンをクリックし、「A・kis・met」のホームページに行き、APIキーを取得します。
APIキーの取得手続きの詳細は割愛します。
②:①で取得したAPIキーを「手動でAPIキーを入力」の入力枠に入力し、「このキーを使用」ボタンをクリックします。
“Akismetアカウントの設定が完了しました。それではブログをお楽しみください!”の画面が表示されます。
「変更を保存」ボタンをクリックします。
これで、“Akismet”が完全に有効になりました。
新しい「プラグイン」を追加する
他の「プラグイン」を新しくインストールしてみましょう。
「プラグイン」-「インストール済みプラグイン」をクリックします。
「新規追加」ボタンをクリックします。
「プラグインの検索」入力枠に目的のプラグインの名前を入力して「Enter」キーを押すと、検索された「プラグイン」が画面にリストアップされます。
似たような名前の「プラグイン」が表示されることがあるので、注意して目的の「プラグイン」を選びます。
「いますぐインストール」ボタンをクリックすると、その「プラグイン」がインストールされるので、先にやったのと同じ手順で有効化します。
おすすめの「プラグイン」
おすすめの「プラグイン」をいくつか紹介しておきます。
それぞれの機能は、ホームページやネットで確認してください。
これで、WordPressの準備は、完了です!
早速、自分の記事を投稿してみましょう。
次のステップに進む。
コメント