車中泊
もともとアウトドアは好きで、子供が小さかった頃は、泊りのキャンプにもデイキャンプにも、頻繁に出かけてました。
アウトドアに出かけて宿泊する際は、バンガローがメインで、あとは、テント泊。
なので、最近流行りの車中泊は、2回ほどしか経験がありません。
でも、車中泊の経験は、かなり昔で20年ほど前になります。
昨年8月まで19年間乗り続けた初代ウィッシュが納車されてすぐ、家の布団を積んで子供2人と和歌山のマリーナシティーの海岸で車中泊したのが最初です。
初代ウィッシュは、後部のシートを倒せば、かなり広いフラットスペースができたので、快適に寝ることができました。
車で出かけるのも好きで、最近でも、北海道では、息子の車を借り切って、朝から晩まで走り回っています。
ただ、遠出したときの悩みが宿泊先。
もちろん、計画的に予定を立て、あらかじめホテルを予約すればいいのですが、私の行程は行き当たりばったり。事前にホテルを予約して出かけることは、めったにありません。
当日にホテルを探す手もありますが、費用の面もあるので、たいていは日帰りです。
こんなとき、出先で車中泊できれば便利だと思います。
でも、経験上、
- シートがフラットにならないと体に負担がかかる。
- 夏場は暑いし、冬場は寒い。
についてはわかっているので、それなりの準備が必要です。
ネットで見たキャンパー
ネットで車中泊のことをいろいろ調べていた頃、よくネット広告で見かけた、トヨタモビリティ神奈川の「キャンパーシリーズ」も気になります。
アルトピアーノは、タウンエースベースのコンパクトなサイズが、初心者には運転しやすそうです。ツートンのカラーリングもおしゃれです。
さらに、たまたま、かっこいい軽トラキャンパーをネットで見つけました。
ベースになっている軽トラは、ダイハツのハイゼットです。
「オリジナルのフェイスを変えるだけで、軽自動車でも、こんなにかっこいいキャンピングカーになるんだ!」
ということで、この記事を見てからは、単なる車中泊だけでなく、キャンピングカーについても、いろいろ調べるようになりました。
やっぱりキャンピングカー?
車中泊は、それなりの広いフラット空間が作りやすい車を選べば、初期費用が少なく済むメリットがあります。
しかし、自分の要望をよく考えてみると、単なる車中泊ではなく、車の中でもう少し快適に過ごせるキャンピングカーの方が適しているのでは?と思うようになってきました。
と言うことで、まずは、自分のやりたいことや車に対する要件を整理することにします。
やりたいこと
私は、現在、再雇用で働いています。
早いもので、再雇用も2年ほどになり、あと3年ちょっとで終了します。
再雇用が終了したら、余裕のある時間を使って、日本のあちこちに出かけ、その土地の文化に触れたり、ご当地グルメを堪能したいです。また、大好きな温泉も楽しみたい。
なので、出かけたエリアで2~3日滞在しながら、次の目的地に向かう旅が、車の利用目的になります。
これをもう少し具体的な行動パターンにすると、以下の通り。
- 一度、自宅を出発したら、1か月以上は帰宅しない。
- 車中泊のために駐車する場所は、車中泊が認められているパーキングやRVパーク、オートキャンプ場、道の駅など。
- 街中を散策するときは、街中のパーキングに駐車し、徒歩か自転車で出かける。
- いい感じの山があれば、車を起点に、日帰りで山歩きをしたい。
- 1日1食は、ご当地グルメを堪能。残り2食は、車の中で軽食を食べて食費を抑える。
- 風呂は、ほぼ毎日、銭湯かスパ、温泉に入る。
- 洗濯は、数日ごとにコインランドリーを利用する。なので、1週間程度の衣類は車に積んでおく。
- 毎日、車の中でテレビを見たい。たまには、ゲームをしたり、PCを使ったりしたい。
車の要件
上記の行動パターンを基に、車の要件を整理します。
- テーブルで食事ができる対面ダイネットモード。
- ダイネットモードとベッドモードが簡単に切り替えられる。
切り替えなしで併用できればベスト。 - 車内に居ても、窮屈に感じない居住性。
- 車内でズボンを着替えるときなど、多少頭をかがめても立ち上がれる高さ。
- コインパーキングなどの駐車場に楽に駐車できる車のサイズ。
- コンパクトな自転車が常時積める。自転車の積み下ろしが楽にできる。
- フレキシブルで十分な収納スペースがある。
- 簡単な家電が使えるサブバッテリーを搭載している。
- 燃費や維持費ができるだけ安い。
結果、単なる車中泊ができるだけの車では不十分で、やはり、キャンピングカーが適していることがわかりました。
バンコン(バンコーバージョン)がベスト
キャンピングカーにも以下の記事にまとめられているように、いろいろなタイプがあります。
自分の目的を考えると、私の場合は、バンコン(バンコーバージョン)が最適だということがわかりました。
さらに調べると、トヨタのハイエースをベースにしたバンコンは、いろいろなビルダー(キャンピングカーを製造する会社)から販売されていることもわかりました。
ということで、ここからは、ハイエースをベースにしたバンコンに絞って検討することにしました。
どのハイエースのバンコンがいいの?
ハイエースのバンコンに絞り込んだものの、いろいろなビルダーから、様々な車種が販売されていることもあり、まだまだわからないことだらけです。
ハイエースと言っても、いろいろなサイズ(長さ/幅/高さ)があります。
最初の悩みは、どのハイエースのサイズ(ボディータイプ)がいいの?です。
ハイエースのボディータイプについては、以下の記事がわかりやすいです。
この記事に書いてあるように、ハイエースのボディータイプは、以下の4種類です。
- ロングバン 標準ボディー 標準ルーフ
- ロングバン 標準ボディー ハイルーフ
- ロングバン ワイドボディー ミドルルーフ
- スーパーロングバン ワイドボディー ハイルーフ
4種類のボディータイプがあることはわかりましたが、自分に最適なサイズがピンときません。
長さも長く、幅も広く、屋根も高いほど、室内も広くなることは想像できますが、逆に運転がしずらくなったり、広くて屋根がぶつからない駐車スペースが必要になったりするデメリットもありそうです。
「うぅ~ん。これは、実物見るしかない!」
ということで、実物を見に行くことにしました。
毎年、東京や大阪で、キャンピングカーの展示会が開催されていることは、ニュースでも知っていたので、直近開催される「ジャパンキャンピングカーショー 2023」に行ってみることにします。
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