納車から1年
早いもので「TOY'S BOX 470H」の納車から1年が経ちました。
納車直後は、車載ナビ、ドライブレコーダー、ETC2.0車載器など、走行に最低限必要な装備の取り付けに時間がかかり、なかなか車中泊に出かけられませんでした。
車中泊デビューしたのは、納車から3週間後でした。
その後、床にカーペットを敷いたり、テーブルを自作したり、ポータブルバッテリーやオルタネーターチャージャーを装備したり、徐々に「TOY'S BOX 470H」の快適化を進めてきました。
カスタマイズは、まだ道半ばですが、普通に車中泊するには十分な状態になっています。
当初、「ちょいプラ素材」のブログでも、車中泊旅の紹介をしていました。
最近は、週末を中心に月に2回~3回、車中泊旅に出かけているので、紹介記事がまったく追いついていません。
道の駅 安曇野松川「寄って停まつかわ」
納車1年目は、道の駅 安曇野松川「寄って停まつかわ」で向かえました。
道の駅に着いたのは、夕方の17時過ぎ。
小雨が降っていました。

夕食は、道の駅の中のレストランで食べることにします。
18:00まで営業してくれているのは助かります。
生姜焼き定食を食べました。

今日は、天気が悪かったので、ここへ来る前に時間つぶしも兼ねて、昼過ぎから「竜島温泉 せせらぎの湯」でたっぷりと温泉に浸かってきました。
なので、夜の風呂は無しにしようかとも考えたのですが、夕食後に8kmほどのところにある日帰り温泉「しゃくなげの湯」に行きました。

「しゃくなげの湯」を堪能して道の駅に戻ると、建物のすぐ側の駐車場は車中泊の車で満車状態になっていました。
建物の前の道を北に少し行ったところにある広めの駐車場で車中泊することにします。
こちらの駐車場は、まだ、半分ほど空きがありました。

三連休中日の翌朝は、貴重な晴れ。
晴れ間を有効に使って観光します。
1年間の走行距離と燃費
「TOY'S BOX 470H」の1年間の走行距離と平均燃費を報告します。
- 走行距離:20,881km
- 平均燃費:10.9km/L

1年で2万kmは、なかなかいいペースで走ってますね。
私の「TOY'S BOX 470H」は、ディーゼル4WDですが、平均燃費もまずまずです。夏場になってエアコンを多用する前は、ずっと11km/Lでした。
1年間の車中泊回数
この1年、車中泊をした回数を数えてみました。
- 車中泊回数:83泊
1年の約1/5の日数は、「TOY'S BOX 470H」の中で寝たことになります。
車中泊をした場所の分類は以下のとおりです。
道の駅 | 45泊 |
車中泊可能な駐車場 | 26泊 |
高速道路などのサービスエリア | 12泊 |
やはり、道の駅が一番多く、約半分を占めていますね。
「TOY'S BOX 470H」の印象
「TOY'S BOX 470H」は、キャンピングカーの位置づけの車ですが、1年使ってみての私の印象は、
ちょっとリッチな車中泊車
です。
「TOY'S BOX 470H」は、標準ボディー幅/ロングの車体サイズです。
トイファクトリーさん一番人気の「BADEN」のような、ワイドボディー幅/スーパーロングのキャンピングカーと比べると、だいぶ小振りです。
小振りな分、私は迷わずハイルーフを選びましたが、それでも、ゆったりした室内空間ではありません。
これは、以下の記事でも書いた、キャンピングカー購入の動機に基づいた選択でした。
- 一度、自宅を出発したら、1か月以上は帰宅しない。
- 車中泊のために駐車する場所は、車中泊が認められているパーキングやRVパーク、オートキャンプ場、道の駅など。
- 街中を散策するときは、街中のパーキングに駐車し、徒歩か自転車で出かける。
- いい感じの山があれば、車を起点に、日帰りで山歩きをしたい。
- 1日1食は、ご当地グルメを堪能。残り2食は、車の中で軽食を食べて食費を抑える。
- 風呂は、ほぼ毎日、銭湯かスパ、温泉に入る。
- 洗濯は、数日ごとにコインランドリーを利用する。なので、1週間程度の衣類は車に積んでおく。
- 毎日、車の中でテレビを見たい。たまには、ゲームをしたり、PCを使ったりしたい。
まだ仕事をしているので、1か月のロングランの長旅、山歩きはしていませんが、ほぼ、この通りの利用スタイルです。
結果、「TOY'S BOX 470H」は、以下のように、私の旅に最適なパートナーになっています。
- 小回りの利くボディーサイズ
→ 行ける場所/駐車できる場所をできるだけ制限しない。 - 座席/テーブルと常設ベッドの両立
→ 座席/テーブルはそのままに、上段ベッドに登ればすぐに寝られる。
面倒なベッド展開が不要なのはとっても楽。 - 取り付け/取り外し、前後のスライドが簡単にできる自作のテーブル
→ 車内での飲食やPC作業に困らない。 - 電装システムはできるだけリッチに
→ サブバッテリーシステムは必須。
「オールインフォメーションボード」で簡単に電装システムの操作/確認ができる。
→ ポータブルバッテリーとオルタネーターチャージャーを増設。
停車中に必要な電力を走行中に充電して確保する。
→ ソーラーパネルは、やはり付けて良かった。
電力確保に地味に寄与している。 - 車内の室温コントロール
→ 冬場のFFヒーター、夏場のポータブルクーラーは、必要不可欠。
これで車内が快適な場所になる。
逆に、「キャンピングカー」という言葉から直接イメージするような、
- 森の中や湖畔でのキャンピング
- 豪華で見栄えの良いキャンピングカー料理
は、やっていません。
なので、私にとっての「TOY'S BOX 470H」は、
ちょっとリッチな車中泊車
です。
まとめ
「TOY'S BOX 470H」の納車から1年、快適化のためのカスタマイズを進めながら、あちこち車中泊旅に出かけました。
「TOY'S BOX 470H」で、車中泊旅の楽しさを再認識するともに、自分には、車中泊旅が合っていると感じています。
この1年で、改めて私が実感した車中泊のメリットです。
- 天候に合わせて予定が立てられる
→ 出かける直前に、天気の良い方面に行先を変更できる。
→ 雨の日は割り切って、近くの温泉やショッピングセンターで、ゆったりした時間を過ごせる。 - 渋滞が避けられる
→ 金曜日、仕事を終えてから、食事/入浴を済ませて、夜の9:00頃から週末の車中泊旅に出発することが多い。
結果、都内の渋滞がない時間帯に、目的地近くまで移動できる。
→ 前日の夜に移動して目的地近くで前泊できると、翌日の朝から時間を有効に使える。 - スケジュールを柔軟に変更できる
→ ホテルや宿の予約が不要なのは、やはり一番の利点。
気に入った場所があれば、滞在時間を延長できる。
→ 運転に疲れたり眠くなったら、早めに安全な場所に駐車して、体を横にして休める。
これも、「〇〇時までに〇〇へ到着しないといけない」という縛りがないメリット。 - 宿泊費を気にしなくて良い
→ 1年間で83泊。
ホテルや宿を利用していたら、かなりの金額になるはず。
車中泊旅も2年目に入りました。
これからも、安全な運転やマナーを守った宿泊に気を付けながら、車中泊旅をエンジョイします。
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