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トイファクトリー「TOY'S BOX 470H」でポータブルエアコンを使う

キャンピングカー
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「TOY'S BOX 470H」初めての夏

私の「TOY'S BOX 470H」の納車は、昨年の10月だったので、初めての夏を迎えます。

私が「TOY'S BOX 470H」の購入を決めたとき、トイファクトリーさんの「クールコンプシステム」のオプションは選択できませんでした。
なので、納車前からポータブルエアコンの購入をずっと検討してきました。

2025年も6月からすでに暑いので、なるべく早くポータブルエアコンを購入して、快適な車内にしたいです。

以下の記事で紹介したように、モデルチェンジをした新しい「TOY'S BOX 470」は、「クールコンプシステム」のオプションが選べます。

トヨトミ 「TAD-22NW」

当初購入を検討していたのは、トヨトミのスポットエアコン「TAD-22NW」でした。

「TAD-22NW」を候補に挙げていた理由は以下です。

  • 冷房能力が2.2kW(60Hz使用時)と高い
  • ダブルダクトで車外で吸気と排気を行う方式
  • 車載用のポータブルエアコンと比べて安価

EcoFlow 「WAVE3」

しかし、最終的には、EcoFlowのポータブルエアコン「WAVE3」を購入しました。

EcoFlowの「WAVE3」は、2か月前の2025年5月に発売された最新のポータブルエアコンです。
前モデルの「WAVE2」の後継モデルになります。

最終的に「WAVE3」を選択した理由は以下です。

  • 「TAD-22NW」と同じ、ダブルダクト。
  • 「TAD-22NW」が縦長なのに対し、「WAVE3」の外形サイズの方が車中に設置しやすい
  • EcoFlowのスマートフォンアプリを使って、ポータブルバッテリー、オルタネーターチャージャーと同様にトータルコントロールできる
    (このエコシステムは、本当に便利)
  • 前モデルの「WAVE2」に対し冷房能力が1.8kW(60Hz使用時)に向上し、「TAD-22NW」に近づいた
  • 前モデルの「WAVE2」に対し、発売時の価格が下がった

私は、すでにEcoFlowの「DELTA 2 MAX」を導入しているので、「WAVE3」専用のバッテリーパックは購入しませんでした。

「WAVE2」、「WAVE3」のダクト用「窓シート」

WAVE3」は、車外で吸気と排気を行うダブルダクト方式なので、窓に取り付けたパネルを返して吸気・排気ダクトを車外に出す必要があります。
このパネルを用意するのがなかなか大変なのですが、今回の「WAVE3」の発売に合わせて、EcoFlowからは、「WAVE2」/「WAVE3」のダクト用に、「窓シート」も発売されました。

この「窓シート」は、マグネットで車体に固定できるので、吸気・排気ダクトの設置が楽にできます。

ただし、この「窓シート」は、名前のとおり薄いシートなのと、ドアガラスを半分ほど開けないといけないので、防犯上ちょっと不安です。

メルカリ 排気ダクト窓枠パネル

ネットでいろいろ調べていると、YouTubeで「FREEDOM」さんの以下の動画を見つけました。

この動画からメルカリで販売されている「けっちん」さんの「排気ダクト窓枠パネル」にたどり着きました。

この「排気ダクト窓枠パネル」は、以下の特徴があります。

  • アクリル板材をフロントドアガラス形状に合わせレーザー加工で切り出し
  • ダクトとの接合部は3Dプリントで成型(ABS材)
  • 2ピース分割でコンパクトに持ち運べる
  • 窓パネルの取り付け/取り外しが簡単
  • 助手席の窓を最小限に開けた状態でダクトを取り付けられる
    (防犯上安心)
  • 少々の雨であれば、サイドバイザーでダクトに雨が入るのを防げる
  • デザインにもこだわりが感じられる

販売価格は以下のとおりです。
EcoFlowの「窓シート」(税込み 9,790円)と比較しても、機能/デザインから見て、とても良心的な価格設定だと思います。

■ 単品
①ダクトカバー本体:¥16,500
②キャップ小:¥1,500
③キャップ大:¥1,800

■ セット価格
①+②:¥17,500
①+③:¥17,800
①+②+③:¥18,500

私は、①+②+③のセットの購入申し込みをしました。

ただ、人気商品で注文が殺到しているようで、7月上旬に申し込んだ時点で、9月中旬~下旬の製作になるとのことです。

吸気・排気ダクト窓枠パネルの自作

「けっちん」さんの「排気ダクト窓枠パネル」が届く9月末までの夏本番は、吸気・排気ダクト窓枠パネルを自作して乗り切ることにします。

3か月間だけ使う暫定的な窓枠パネルなので、できるだけ簡単に安く作りたいです。
安くて加工しやすいダイソーの商品を探して自作することにします。

カラーボード

最初は、カラーボードを使いました。

ダイソーのカラーボードは、450mm × 840mmのサイズで、厚みは5mmです。
価格は、税込み110円です。

色は、白と黒があります。
私は、黒を選びました。

発泡スチロールのような材料なので、ちょっと強度不足です。
私は、カットしたボード2枚を両面テープで張り合わせて強度アップを図りましたが、何度か使ううちに端の方が割れてしまいました。

ジョイントマット

カラーボードより強度のあるパネルを探していて見つけたのがダイソーのジョイントマットです。
こちらは200円商品です。サイズが縦47cm×横47cmなので、これ1枚で窓枠パネルが作れます。
厚さは1.4cmあります。もう少し薄い方が取り付けるとき楽なのですが、厚い分、強度は問題ありません。
ブラウンとホワイトの2色があります。スライドドアの窓は黒色なのでブラウンを選びました。

最初に図面を掲載します。
この図は、車内から見た図です。図面の左側が、車の前方方向になります。
ジョイントマットの裏側に鉛筆でけがき線を引いて、カッターでカットします。

まず、外形をカットします。

窓枠と干渉しないように、車の前方方向に切り込みを入れます。

吸気・排気ダクトの穴のけがき線には、「WAVE3」に付属している「ダクトサイズテンプレート」を使います。

ダクト穴のけがき線に沿って、カッターでダクト穴をカットします。

ダクト穴とダクトの間に、どうしても隙間ができてしまいます。
この隙間から外気や虫が入ってこないように、ダイソーの起毛タイプの隙間テープをダクト穴の内側に貼ります。

これで完成です。

ダクトの取り付け

実際に吸気・排気ダクトを窓枠パネルに差し込んだ後、スライドドアの窓枠に取り付けてみます。

ジョイントマットの厚さが1.4cmあるので、窓枠パネルの右側をスライドドアのガラスと小窓のゴムパッキンの間に差し込むのがちょっと大変です。
この部分をしっかり差し込むのがコツで、ここさえ気をつければ、窓枠パネルはしっかり固定されます。

WAVE3」本体は、REVOシートと対面ダイネットのベンチの間に設置しました。
この位置だと、「WAVE3」が前後に固定されるので、車の運転時に動くこともありません。

私の「TOY'S BOX 470H」にはカーテン(下の写真の左)があるので、「WAVE3」を稼働させるときは、吸気・排気ダクトを覆うようにカーテンを使います。
これで、外から車内は見えなくなり、排気ダクトから車内に回り込む熱を多少なりともブロックできます。

車の外から見るとこんな感じです。
吸気ダクトには、虫が入らないように、キッチンの三角コーナー用のネットを被せています。

冷房の効き具合

実際の冷房の効き具合です。

昼間での使用

外気温35℃越えの昼間では、最大モードにしても、さすがに車内全体を冷やすことは難しいです。
しかし、「WAVE3」からの冷風が直接当たる近くにいれば、快適に過ごせます。
ただ、450W程度の電力を消費するので、「DELTA 2 MAX」をフル充電から使っても、3~4時間しか使えません。

昼間での使用は、緊急避難的な使い方になると思いますが、私は、ちょくちょく、この使い方で車内の短時間作業をこなしています。

夜間での使用

就寝時は、スリープモードにし、28℃設定にしています。
私は、以下の写真の上段ベッドで寝ているので、「WAVE3」からの冷風を小型扇風機で車の天井方向に送風しています。

外気温によると思いますが、「DELTA 2 MAX」がフル充電であれば、10時間以上運転できます。
WAVE3」からある程度距離を取って寝ているので、動作音も気になりません。

WAVE3」のおかげで、真夏の暑い夜も快適に熟睡できます。

除湿効果

車内の温度を下げるだけでなく、除湿もエアコンを使う大きなメリットです。
昼間の使用でも夜間の使用でも言えることですが、この除湿効果で車内がかなり快適になります。

一方、「WAVE3」を冷房モードで1~2時間使うと、排水ホースからかなりの量の水が出てきます。
私は、「WAVE3」を斜めにして冷房を使ってしまったことがあり、水漏れで床やシートをびしょ濡れにしてしまいました。
これ以来、冷房を使った後は、排水ボタンを長押しし、排水パイプを車外に出して、しっかり排水するようにしています。

まとめ

冷房と除湿のダブル効果を体験してしまうと、「WAVE3」なしの夏の車中泊は考えられません。
早めに購入して大正解でした。

「けっちん」さんの「排気ダクト窓枠パネル」が届く9月末までは、自作した窓枠パネルで今年の暑い夏を乗り切ります。

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