「くったり温泉レイク・イン」に行く予定が...
もともとは、同じ新得町の「くったり温泉レイク・イン」に行く予定でした。
でも、現地に着くと、5年前の2010年7月、ラフティング&カヌーをしたとき、帰りに入った温泉だとわかりました。
「TACとかちアドベンチャークラブ」
「くったり温泉レイク・イン」もラフティング&カヌーをした「TACとかちアドベンチャークラブ」も、屈足ダム湖の側にあります。
5年前にラフティング&カヌーをしたときは、前日に大雨が降った後だったので、上の写真のように、川は濁流でした。
5年ぶりの「TACとかちアドベンチャークラブ」にちょっと寄り道します。
シーズンオフなので、横の敷地は、動物以外に誰も足を踏み入れていない、きれいな雪野原です。
「オソウシ温泉 鹿乃湯荘」に行き先変更
一度入ったことのある温泉に入るのも何なので、急きょ、予定を変更し、11kmほど先の「オソウシ温泉」まで足を延ばすことにしました。
道道718号線を北にしばらく走ると「オソウシ温泉」へ分岐します。
分岐から20分ほど雪道を走ると、目的の「オソウシ温泉 鹿乃湯荘」に着きました。
温泉犬の「ケン」
駐車場に入ると、茶色の毛のちょっと初老の犬が「ワンワン」吠えながら走ってきます。
ネットで「オソウシ温泉」を検索すると、「オソウシ温泉 犬」が、検索ワードの候補に挙がる理由がわかりました。
でも、すぐに温泉のお客さんとわかるのか、駐車場に入る道路でおとなしくお座りです。
「ケン」という名前らしいです。
「鹿乃湯荘」
「鹿乃湯荘」の入り口では、大きなエゾシカのはく製が出迎えてくれます。
日帰り入浴料は、大人600円です。
券売機で入浴券を購入して、受付の空き缶の中に入れます。
脱衣所も古びた温泉宿といった感じです。
内湯
脱衣場から内湯へのドアを開けると、少し硫黄の臭いがします。
カメラのレンズが、すぐに湯気で曇るので、写真を撮るのになかなか苦労しました。
写真の右側は源泉かけ流しの湯船です。
湯温は、24℃~26℃と書いてあります。
左側の湯船は、源泉を加熱してかけ流しています。
昔懐かしい、ライオンの口からお湯が出てきます。
湯温は、40℃ちょいといった感じでしょうか。とても、いいお湯です。
泉質は、国内有数の強アルカリ硫黄泉だそうです。
露天風呂
露天風呂は、冬場は閉鎖中ということですが、せっかくなので、外に出てみました。
露天風呂の周りには雪が積もっていて、かなりいい雰囲気です。
ただし、湯船に手を入れると、お湯の温度は低く、とても浸かれる温かさではありません。
裸の体もすぐに冷えてくるので、いそいで内湯に戻ります。
最初は、
「この季節、ここまで温泉に入りに来る人もすくないのかな」
と思っていたら、そのうち、おじいさんが一人、さらに、子供を連れた家族が2組入ってきて、浴場は、結構にぎやかになってきました。
家族連れは、今晩、ここに泊まっていくそうです。
身体が熱くなると源泉の湯船で体をさましながら、2つの湯船を行ったり来たり、最初に入って来たおじいさんとの世間話も盛り上がり、結局、1時間半ほど温泉を楽しみました。
帰宅の途へ
宿の向かいの山も、湯船から見ていたときには日が差していましたが、風呂上りには、お日様も山の向こうに見えなくなりました。
帰り道
数百メートル下ったところに、今晩の宿泊客らしいご夫婦が散歩されていました。
さらに少し行くと向こうからキツネのような動物が歩いてきます。
こんなところでお別れの「バイバイ」ができて良かったです。
若松ダム湖の奥からは、ときどきミシミシという音が聞こえてきます。
名残惜しいですが、ここから1時間半、帯広に戻ります。
場所
今回の記事で紹介した「オソウシ温泉 鹿乃湯荘」「くったり温泉レイク・イン」「TACとかちアドベンチャークラブ」の場所はこちら。
「オソウシ温泉 鹿乃湯荘」さんのホームページはこちらです。
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