「Foldio2」の使用レポート
やっと届いた「Foldio2」をさっそく使ってみました。
以下のレポートでも紹介するように、期待通りの使用感と収納性で、大満足のスタジオボックスです。
Amazonでも買えるようになったようです。
なにかとめんどうな「物撮り」
ブログを書いている人はよくわかると思いますが、なにかとめんどうなのは記事に入れる写真だったりします。
あと、ヤフオクとかのオークションに出品するとき、高値を付けようと思うと、掲載する写真の"写り"が大切だと聞きます。
デジタルカメラも頻繁に使っていますし、もともと、フィルム時代から写真を撮るのは好きだったので、写真撮影には抵抗感のない方です。
でも、「物撮り」は、正直めんどうくさいです。
モノの写真は必要不可欠
ブログやオークションで、なんらかのモノを紹介するときには、そのモノの写真は必要不可欠です。
「百聞は一見にしかず。」
ですからね。
とは言うものの、部屋の中で撮影するときは、写したくない背景が写りこんだり、照明の色味や明るさだったり、何かと気を使い、手間もかかります。
スタジオボックス
前々から、小物の「物撮り」に使えるスタジオボックスを探していました。
そもそも、スタジオボックスは場所を取るので、常にセッティングしておくわけにはいきません。
なので、
- 簡単に設置・片付けができる。
- 普段は、超コンパクトに収納できる。
こと。
使っているときに、創作意欲が低減するようなダサいものは使いたくないので、
- それなりに、デザイン性のあるもの。
を条件に探していました。
「わいひら」さんの紹介記事
この「ちょいプラ素材」のブログでは、「Simplicity」というWordPressのテーマを使わせてもらっています。
この「Simplicity」の作者の「わいひら」さんが、以下の記事で紹介していたスタジオボックスが目に止まりました。
「おぉ、これだ!」
と思って、私もすぐに、Kickstarterのプロジェクト、「Foldio2」に出資することにしました。
Kickstarter(キックスターター)
Kickstarterは、いわゆる、クラウドファンディングの一つで、私も、ちょくちょく面白そうなプロジェクト(商品やサービス)をクリックして見ていました。
もし、自分の気に入ったプロジェクトが見つかれば、そのプロジェクトに出資できます。
出資した見返りに、そのプロジェクトが企画した商品やサービスを受け取れる仕組みです。
この「Foldio2」のプロジェクトは、「orange monkie」というロサンジェルスのチームが企画・運営しています。
(※ 「Foldio2」に対する出資受け付けは、すでに終了しています。)
とは言うものの、実際にプロジェクトに出資するのは初めてです。
いざ、手続きをしてみると、意外と簡単で、出資金は、Amazon.com(アメリカ)を通して支払うので、安心感もあります。
ただし、最悪の場合、
- プロジェクトがとん挫して、商品やサービスが受け取れない。
- 商品は届いたけれど、期待通りのものではなかった。
といったトラブルも起こり得ます。
出資は、あくまでも、自己責任です。
やっと届いた「Foldio2」
「Foldio2」に出資したのは、2014年12月です。
もともと、プロジェクトの予定では、2015年5月に届くはずでした。
いろいろトラブルも発生したようで、実際に私の手元に届いたのは、2015年7月16日でした。
なので、出資から、商品受け取りまで7か月かかったことになります。
途中、進捗状況を知らせてくれるメールも届きますので、あまり、心配はなかったですが、
「そろそろ、届いてくれないかなぁ。」
と待っていましたので、仕事から帰って、ドアにDHLの不在票が入っているのを発見したときは、嬉しくなりました。
さっそく開梱
やっぱり、この瞬間がワクワクしますね。
段ボールの中からは、iPhoneのパッケージを思わせるような、おしゃれな白い箱が。
白い箱を開けると、本体の入ったポーチとACアダプタの箱が出てきました。
ACアダプタは、アタッチメントで各国のコンセントに対応するタイプです。
ACアダプタを入れておく小さいポーチも付いています。
なかなか、気が利いていますね。
本体の後ろにある、緑やグレーの紙は、背景に使うシートです。
色は、「白/グレー/黒/緑」の4色です。
組み立て
本体の材質は、白のプラスチックシートです。
「プラスチック材質でできた段ボール」
と言えば、伝わるでしょうか?
マグネットの磁力でボックス状に組み立て
組み立ては、以下の写真の丸いシートに下にある、マグネットどうしの吸着力を利用します。
マグネットの貼り付け位置がおかしい
このマグネットで、少々問題が。
正しい位置にシールで固定されているマグネットもあれば、
「なんで、こんな位置に?」
と思うところに、シールとマグネットが貼り付けられていたり、ちょっと変です。
ただし、この件は、事前にメールで注意喚起がされてました。
「適切でない位置にマグネットが保持されていないときには、予備のシールで正しい位置に張り替えてください。」
ちょっと、おそまつなアセンブリですが、マグネットは必要数揃っていたので、メールの指示どおり、正しい位置に貼り直します。
組み立て完了
LEDライトの取付け
私は、「LEDライト × 2本」が付属しているタイプを購入しました。
LEDライトは、静電気で壊れないように、ちゃんと導電袋に入っています。
右端に付いている黒く丸いものは、ディマー(調光器)のつまみです。
これを回して、LEDライトの明るさを変えることができます。
2本のLEDライトの裏側には、両面テープが付いていて、この両面テープで、本体の上部に固定します。
LEDライト貼り付けのために、本体を上下ひっくり返していますので、こちらが、本体上部になります。
LEDライトの配線
LEDライト点灯
LEDライトを点灯します。
「物撮り」してみました
「Foldio2」が届いたら、まず、撮影しようと思っていたモノがあります。
「日帰り名山100」
それは、山歩きのガイド本「日帰り名山100」です。
背景のシートの色は、グレーにしました。
「SPAMバジル」
気を良くして、ついでに「SPAMバジル」も撮ってみます。
ゴーヤチャンプルーに「SPAM」を使ったあと、
「この空き缶にハーブ植えるとおしゃれかも?」
と思ってやってみたのが、「SPAMバジル」です。
さっそく、記事にしてみました。
収納性はどうでしょう?
冒頭にも書いたように、収納性も購入の大きな動機です。
「Foldio2」は、簡単かつコンパクトに収納できるでしょうか?
ACアダプタの収納
まず、LEDライト用のACアダプタとケーブルを片付けます。
本体の収納
本体をバラシて折りたたむのは、くっついているマグネットを外すだけなので簡単です。
これなら、場所を取らず、どこにでも片付けておけますね。
使用感まとめ
- マグネットの磁力利用で、組みバラシも簡単。
- 本体に固定するLEDライトは、「物撮り」のじゃまにならず、明るさも変えることができて便利。
- 折りたたんだ後は、ポーチにコンパクトに収納できる。
- デザインもおしゃれ。
ということで、大大満足です。
これで、億劫だった「物撮り」が楽しくなりそうです。
今から「Foldio2」を手に入れるには
「Foldio2」のプロジェクトに対する出資受け付けは、すでに終了しており、Kickstarter経由では購入できません。
しかし、現在は、「Foldio2」を企画した「orange monkie」が、Amazonで「Foldio2」を販売しているようです。
もし、このブログを見て、「欲しい!」と思った人は、この下、Amazonへのリンクから購入できますので検討してみてください。
以下の記事で紹介している、ターンテーブル「Foldio360」とのセット販売もあります。
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