タンチョウに会いに冬の釧路湿原へ
釧路湿原を初めて訪れたのは、5か月前の夏。
以下の記事でも紹介したように、素晴らしい風景を目の当たりにして感動しました。
冬の釧路湿原も見てみたいと思っていたので、帯広を7:30 AMに出て、鶴居村を目指します。
車で、約2時間半の道のりです。
釧路湿原展望台
釧路湿原に入り、最初に寄ったのは、釧路湿原展望台です。
ここからは、釧路湿原が見渡せます。
北斗展望台
釧路湿原展望台から、道道53号線をほんの少し走ると、北斗展望台があります。
一面に広がる雪原をイメージしていたので、少々肩透かしをくらった感があります。
鶴居村
鶴居村に入ってすぐの畑に、
「居ました!」
タンチョウです。
「ひょっとしたら会えないかも?」
と心配でもあったので、まずは一安心です。
鶴見台
その1つが鶴見台です。
10羽ほどのタンチョウが居ましたが、しばらくすると皆どこかに飛んでいきました。
鶴見台から、鶴居村の中心部に向かいます。
途中、道路脇の畑にタンチョウの姿が見えたので、脇道に入ってみると、すごい数のタンチョウが餌を食べていました。
ざっと100羽は、居そうです。
鶴居・伊藤 タンチョウ サンクチュアリ
もう1つの給餌場、鶴居・伊藤 タンチョウ サンクチュアリに着きました。
夏よりも冬の方が、近くでたくさんのタンチョウを見ることができます。
給餌された餌を狙って、ときどきキタキツネもやってくるそうです。
求愛のダンスでしょうか、ときどき、2羽のタンチョウが羽を広げあってじゃれています。
鶴居・伊藤 タンチョウ サンクチュアリの名前にもあるように、1966年から伊藤さんという方が中心となって、この場で給餌を始められたそうです。
一時は、十数羽に減ったタンチョウを、このように間近でたくさん見られるのは、先人の努力の賜物ですね。
タンチョウを見ていると時間があっという間に過ぎていきますが、次のコッタロ湿原に向かいます。
雪狸川(せっつりがわ)
コッタロ湿原への行く途中、夏に来たとき、ガイドさんからタンチョウのねぐらになる場所と聞いていた、雪狸川の音羽橋を通ります。
鶴居どさんこ牧場
コッタロ湿原
釧路湿原の北東部に位置する湿原です。
低い場所からは、湿原の様子がよくわかりませんが、この建物の裏の階段を登り、展望台まで上がるとコッタロ湿原を見渡すことができます。
水の深い青と枯草、雪のコントラストがきれいです。
道路のすぐ脇で、雪の中の餌を懸命に探しているキタキツネに出会いました。
目をつむるとなかなかかわいい顔をしていますね。
釧路川
釣竿を持って歩いていたおじさんに、
「何が釣れるんですか?」
と聞いたら、
「イトウやアメマスです。」
という答えが返ってきました。
釧路川に向かって日が傾き始めました。
暗くなる前に帰りましょう。
釧路湿原、また来ます!
道の駅 しらぬか恋問
釧路湿原を抜け、釧路国道38号線を通って、帯広に戻ります。
今日は、朝、コンビニのセコマで買ったおにぎり2個しか食べてないので、お腹が空きました。
途中、道の駅 しらぬか恋問の駐車場に車を停めて、持ってきていたみかんを3個食べました。
でも、今日は、ほんとに暖かかった。
ユニクロのフリースとウルトラダウンジャケットで、十分に過ごすことができました。
釧路は、海の近くなので暖かいのでしょうか?
北海道の中でも、雪が少ないと言われる帯広より、さらに雪がありませんでした。
帯広の雪原にしずむ夕日
帯広に着くころ、広い雪原の中に、夕日が沈んでいきます。
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