満寿屋商店
満寿屋商店さんは、北海道帯広市に本社を置く食品会社です。
ホームページを見ると、創業1950年のパン屋「満寿屋商店」から始まった会社です。
開業当時の頃からのお客さんの声が以下の「ますやパン エピソードBOOK」に綴られています。
懐かしい食べ物の味は、家族や友だちの思い出と強く結びついているのですね。
読んでいて、目頭が熱くなりました。
私たち家族にとっても、「ますやパン」は、間違いなく思い出のパンになると思います。
「麦音」
私は、2015年4月に、帯広にある「麦音」というお店でパンを食べたのが、満寿屋商店さんとの最初の出会いです。
満寿屋商店のホームページから引用。
この「麦音」は、パンの美味しさはもちろんのこと、お店のある場所もお店の外観も雰囲気が良く、朝から夜まで、お客さんの絶えない人気のパン屋さんです。
私は、帯広中のパンを食べたわけではありませんが、おそらく、この「麦音」のパンは、帯広で一番美味しいと思っています。
「麦音」の雰囲気は、ちょいプラ素材のブログでも、以下の記事で紹介しています。
今年の正月に帯広に行ったとき、いつも必ず行く「麦音」で、東京にアンテナショップの「MASUYA TOKYO」が2016年11月にオープンしたことを知りました。
しかも、東京の単身赴任先の家から、自転車でも行ける距離です。
「MASUYA TOKYO」
ということで、念願の「MASUYA TOKYO」へやってきました。
もちろん、自転車で来ましたよ。
場所
場所は、東急東横線の都立大学駅から、歩いて5分ほどのところです。
店の外観
店先に着いて思ったのは、
「一見では、パン屋さんとわからんな。」
です。
ところが、店の外観の写真を撮っている1~2分の間に、お客さんが次々と入っていきます。
やっぱり、美味しいものは、みんなわかるんですね。
小さな入口のドアから中をのぞくと、店内はお客さんでいっぱいです。
店内
店内に入ります。
「麦音」に置いてあったパンフレットから勝手にイメージしていたより、小さな売り場です。
全体的に、「MASUYA TOKYO」の方が、シンプルなパンが多い感じがします。
この「ベビーパン」は、ふかふかの柔らかさで、少し甘みがあって、2山が100円とリーズナブルです。
実は、「麦音」では、2山が66円なので、よく食べます。
「白スパサンド」は、古くからあるパンのようで、「ますやパン」の定番らしいです。
からしが入った自家製マヨネーズで和えたスパゲティをパンにサンドした、「The 炭水化物」のサンドイッチですが、これが旨いんです。
初めて食べる「黒豆塩バターパン」「ミルクフランス」と定番の「ベビーパン」「白スパサンド」を買いました。
いただきま~す
お昼もだいぶ過ぎておやつの時間になりましたが、家に帰って、さっそくいただきます。
「黒豆塩バターパン」
最初は、初めて食べる「黒豆塩バターパン」から。
フランスパンのような少し固めの食感で、塩バターの塩加減が絶妙です。
表面にも岩塩の粒が乗っています。
黒豆も、よくある黒豆パンのような甘さはないです。
「ベビーパン」
続いて、おなじみの「ベビーパン」。
子供も好きな食感と味のパンだと思います。
「ミルクフランス」
これも、初めて食べるパンです。
細く小さなフランスパンの間に、ミルククリームがサンドされていると言えば、イメージつくと思います。
上品な甘さのクリームで、想像どおりの味です。
「白スパサンド」
最後は、定番の「白スパサンド」です。
「白スパサンド」は、コンビニのサンドイッチのように包装されています。
でも、これがはまるんです!
まとめ
十勝産の小麦やバターを使っているだけあって、「麦音」で食べているのと変わらず美味しいパンでした。
今回は買いませんでしたが、十勝のチーズを使ったパンも絶品なんですよ。
これで「ますやパン」が食べたくなったら、自転車を走らせて、いつでも買いに行けます。
近くにお住いの方だけでなく、都立大駅や自由が丘駅の近くに立ち寄る際には、足を延ばして、是非、十勝の味「MASUYA TOKYO」の美味しいパンを食べてみてください。
初めて食べるパンだけど、どこかに、創業当時から変わらない、街のパン屋さんの懐かしい味を感じると思いますよ。
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