Black Diamond ディスタンスFL BD82302
去年のゴールデンウィークに大阪と和歌山の県境の葛城山に登りました。
登りは平気でしたが、下り道で膝に負担がかかり、膝を痛めてしまいました。
「やはり、トレッキングポールがあると楽だな。」
と痛感し、トレッキングポールを探していました。
- 持ち運ぶときは短く折りたためる。
- 登り坂と下り坂で、長さを簡単に変えることができる。
という2つのポイントで、「Black Diamond ディスタンスFL BD82302」を購入しました。
この記事の後半では、自分の身体にあったトレッキングポールの長さの測り方についても説明していますので、それも参考にしてください。
選択のポイント
私の場合、日帰りの山歩きが多く、都内から電車で出かけます。
なので、短く折りたたんで、リュックの横に固定して持ち運べるものを探しました。
あと、2本のストックタイプ(1本のステッキではなく)も条件です。
ネットでいろいろ調べると、今回の「Black Diamond ディスタンスFL」が、自分の選択のポイントにマッチしていました。
早速、Amazonで購入です。
伸ばして使用するとき
使用時の長さが調整できる
このトレッキングポールは、折りたためるだけでなく、使用時の長さも調節できます。
- 登り道では、短め
- 下り坂では、長め
というように、長さが変えられるのです。
登り坂では、ポールの長さを短かめにする。
下り坂では、ポールの長さを長めにする。
長さを変えるときは、写真のように、フリックロックを外します。
ポールには、長さの目安になる目盛りが5cm間隔でついています。
この目盛りを参考に、使うときの長さを調節します。
目盛りは5cm間隔ですが、長さは無段階に変えられます。
私は、身長が170cmで、記事の後半で書いた測定法では、ポールの長さは110cmが最適な長さになりました。
なので、105~125cmで長さが変えられるタイプを購入しました。
実際に使ってみての感想ですが、長さ調整ができるのはすごくいいです。
むしろ、必須の機能かもしれません。
山歩きをすると、登りと下りが頻繁に繰り返すときもあり、ついつい、この長さ調整が億劫になって、同じ長さで使ったりもしますが、こまめに長さ調整する方が、結果的には絶対に楽です。
慣れると、2本の長さを調整するのに、20秒かかりません。
折りたたんでリュックに固定
Zタイプと言われる、折りたたみ構造です。
普段のリュックは、karrimorの「eclipse 27」を使っているので、サイドポケットに入れて持ち運んでいます。
自分の身体にあったトレッキングポールの長さの測り方
自分の身体に合ったトレッキングポールの長さは、以下のようにして測ります。
- 肘を直角に曲げ、平らな場所に立つ。
- この状態でトレッキングポールを持つことを想定する。
- 床からトレッキングポールの上端の長さ(高さ)を測る。
3.の長さは、誰か別の人にメジャーなどで測ってもらうと楽ですね。
一人の場合でも、あらかじめ壁や柱の横に立ち、壁や柱に目印を見つけ、あとで、その目印から床までの長さを測れば大丈夫です。
ここで測る長さは、以下の図の矢印の長さになります。
身体に合ったトレッキングポールの長さの測り方
ストックの先の必需品
「Black Diamond ディスタンスFL」には、ラバーディップ(ゴム製のストック先)とカーバイドティップ(金属製のストック先)が付属します。
でも、この交換には、工具が必要になります。
なので、このトレッキングポールを購入するときに、ほとんどの人が「カイノス 先ゴム PP07-08」も合わせて購入していると思います。
「カイノス 先ゴム PP07-08」を取り付けた状態です。
このゴム先の穴の径と「Black Diamond ディスタンスFL」のストック先の太さがピッタリで、ストック先に差し込んで使います。
トレッキングポールの使用時に抜けることもありません。
アスファルトの道でもトレッキングポールが使えますし、接地面が広くなるので、山道でも安定してストックを突けます。
また、折りたたみの収納にも、じゃまになりません。
ということで、私は、ずっとこのゴム先を付けて使っています。
購入するときは、ストックの本数分、2個を購入します。
最近、ブラックダイヤモンドからも純正のティッププロテクターが発売されました。
カイノス製のものを2個買うより安いので、今なら、純正のものがおすすめです。
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