小論文の練習方法
以下の記事に、小論文の練習方法を書きました。
この後に書く内容は、上の記事の
③ 自分のパターンを分析し作戦を立てる
2.時間が足りない。
に当てはまる人を対象にしています。
時間が足りなくなるのは、事前に時間配分を決めていないことが原因です。
一方、時間内に書き上げることができている人も、もし、時間配分を決めていないとしたら、この際に自分にマッチする時間配分を決めておくことをおすすめします。
時間が足りない場合の対策
小論文試験の時間を確認する
小論文試験を実施する大学は、試験要項の中で、小論文の試験時間を定めています。
まず、最初にやることは、
自分がめざす大学の試験要項をよく調べて、小論文試験の時間を確認する。
ことです。
O大学の場合、小論文の試験時間は、「90分間」でした。
本番の小論文試験の時間に合わせて練習する
本番の小論文試験の時間がわかったら、論文の練習をするときは、毎回、この本番の時間に合わせて練習します。
こうすることで、
小論文試験の時間の感覚を身につける。
ことができます。
事前にスマートフォンのタイマー機能や目覚まし時計を使って、制限時間がきたらアラームが鳴るようにして、小論文の練習を始めます。
時間配分を決める
小論文の練習で、次に大事なことは、
あらかじめ時間配分を決めておき、毎回、その時間配分に沿って練習する。
ことです。
以下の例を参考に、自分に合う時間配分を事前に決めて、その時間配分を守ることを意識しながら、小論文の練習をしましょう。
練習のときに決めておいたこの時間配分は、基本、本番でもそのまま使います。
その日、本番の小論文試験の問題の出題傾向が、練習のときと大きく変わった場合でも、多少の時間配分の見直しで対応できるはずです
時間配分の例
以下の例は、実際に息子と相談して決めた時間配分です。
O大学の小論文の試験時間は「90分間」なので、それに合わせています。
この時間配分を見てもらうとわかりますが、実際に解答用紙に小論文の文章を書いている時間は、全体90分のうち、1/3の30分だけです。
私は、小論文の出来は、文章を書き始める前の準備や構想で決まると考えています。
なので、試験時間の半分くらいの時間を準備や構想に充てています。
この例を参考に、自分に合った時間配分を決めてみてください。
それぞれの時間配分の中でやることについては、以下の記事の中で説明します。
まとめ
以上、今回は、小論文の時間が足りない人向けに、
- 本番と同じ時間で練習すること。
- 練習のときから時間配分を決めておくこと。
を説明しました。
お薦めの書籍
後日、以下の「まんがでわかる 理科系の作文技術」を読みました。
以下の書籍を読む方と,文章を書く上でのポイントがよりしっかり理解できると思います。
ストーリー仕立てのまんがなので読みやすく、2時間かからずに読み通せるので、是非とも、読んでおきたい書籍です。
電子書籍版もあります。
オリジナルの書籍は、以下の「理科系の作文技術(中公新書)」です。
100万部を超える名著です。
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「農業高校生のお受験体験記」一覧を見る。
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