- 「TOY'S BOX 470H」の荷室
- 「G-Fun」とは
- 「S-Fun」とは
- 「G-Funオンラインストア」
- 梯子型フレームに使う部材
- S-Fun 30 L1400 SSF-0070 × 2本
- S-Fun フレームキャップロックタイプ 3030LG SSF-0110 × 4個
- G-Fun STナットS M4 SGF-0322 × 10個
- G-Fun フレームN SGF-0220 1211mm × 3本
- G-Fun マルチコネクタインナー SGF-0007 × 6個
- G-Fun GFSFコネクタN-S SGF-0190 × 6個
- G-Fun STナットS M6 SGF-0324 × 6個
- 六角穴付きボルト M6×10
- DAIDOHANT 2×4サポート Z型 タイプ1 24-Z-WH 10179069 × 6個
- DAIDOHANT 2×4サポート L型 タイプ5 24L5-WH 10179344 × 4個
- 丸皿小ネジ M4×10 × 10個
- 組み立て/取り付け
- 取り付け完了
- まとめ
「TOY'S BOX 470H」の荷室
「TOY'S BOX 470H」の荷室は、ベッド下に特別な仕切りがなく、広く自由に使えるのが魅力です。

一方、仕切りがない分、荷物の固定が課題になります。
なので、以下の記事でも紹介したように、床に「キジマ ワンタッチレール」を設置しました。
床置きする荷物は、「キジマ ワンタッチレール」で固定できるようになったのですが、上段ベッド下の空間も有効活用したいです。
上段ベッド下にフレームを取り付ければ、このフレームにパンチングボードやテレビモニターを設置できます。
「TOY'S BOX 470H」の両サイドの家具には、以下の写真の赤い矢印/囲みで示した、上段ベッドの板受けの出っ張りがあります。

SUS株式会社さんの「G-Fun」を使って下図のような梯子型のフレームを作り、この出っ張り部分に引っ掛けることにします。
梯子型のフレームは、上段ベッド板受けの出っ張りに引っ掛けるだけで、ネジ止めはしません。
なので、前後にズレないようにズレ防止金具で前後の位置を固定します。

「G-Fun」とは
「G-Fun」は、規格化されたアルミフレームとコネクタを六角レンチで締めるだけで、誰でも簡単にDIYができるシステムのブランド名です。
ホームページには、以下のコピーで説明されています。
軽い、さびない、強い
六角レンチで1本で、
組立・脱着可能
「G-Fun」には、以下3つのサイズ規格があり、用途やデザイン、必要な強度に合わせて選択します。
- スリムタイプ「G-Fun S」:外形寸法19mm
- スタンダードタイプ「G-Fun N」:外形寸法28mm
- パワフルタイプ「G-Fun G」:外形寸法43mm
また、フレームやコネクタだけでなく、下図のように、いろいろな部品が提供されていて、自分の欲しいものを簡単に作ることができます。

「S-Fun」とは
さらに、強度と剛性を備えた「S-Fun」という「角」フレームのシリーズもあります。
ホームページには、以下のコピーで説明されています。
「角」だから実現できる、
強度と剛性を備えた
パーフェクトフレーム
「S-Fun」にも、以下3つのサイズ規格があります。
- SSサイズ「S-Fun 20」:外形寸法20mm 角フレーム最小
- Sサイズ「S-Fun 30」:外形寸法30mm 幅広い用途
- Lサイズ「S-Fun 40」:外形寸法40mm 高い剛性
今回、「TOY'S BOX 470H」に設置する梯子型フレームでも「S-Fun」の角フレームも使います。
「G-Funオンラインストア」
「G-Fun」「S-Fun」は、以下ホームページの取扱店情報にある全国のDCMホームセンターで購入できます。
近くにDCMホームセンターがない場合は、「G-Funオンラインストア」でも購入できます。
「G-Funオンラインストア」に会員登録をしてアンケートに回答すると割引のクーポンをもらえるし、1mm単位でフレームカットしてもらえるサービスも利用できるので、会員登録をお薦めします。
梯子型フレームに使う部材
今回作成する梯子型フレームに使う部材です。
組み立てよりも、事前の部材選びが大切です。
S-Fun 30 L1400 SSF-0070 × 2本
「TOY'S BOX 470H」上段ベッドの板受けの出っ張りに固定する屋台骨となるフレームです。
強度と剛性を確保するために「S-Fun 30」の角フレームを採用します。
DCMホームセンターで販売している1400mmの長さがジャストサイズでした。
S-Fun フレームキャップロックタイプ 3030LG SSF-0110 × 4個
「S-Fun 30 角フレーム」の両端に付けるキャップです。

G-Fun STナットS M4 SGF-0322 × 10個
後述する引っ掛け金具/ズレ防止金具を「S-Fun 30 角フレーム」にネジ止めするために使います。

G-Fun フレームN SGF-0220 1211mm × 3本
このフレーム3本と、「S-Fun 30 角フレーム」2本で、梯子型フレームを構成します。
このフレーム3本には、後々、テレビモニター用の可動パーツなどを固定する予定なので、自由度の高い「G-Fun」フレームを選択しました。
G-Fun マルチコネクタインナー SGF-0007 × 6個
上の「G-Fun フレームN」3本を「S-Fun 30 角フレーム」に固定するためのコネクタです。
このコネクタは、「S-Fun 30 角フレーム」に直接固定できないので、次の「GFSFコネクタN-S」(以下の写真右)を介して固定します。

G-Fun GFSFコネクタN-S SGF-0190 × 6個
先の「マルチコネクタインナー」と「S-Fun 30 角フレーム」の間に入れて、両者を固定します。
ネジ穴がM6なので、次の「STナットS M6」とM6のネジで「S-Fun 30 角フレーム」にネジ止めします。
G-Fun STナットS M6 SGF-0324 × 6個
先の「GFSFコネクタN-S」を「S-Fun 30 角フレーム」にネジ止めするために使います。

六角穴付きボルト M6×10
先の「GFSFコネクタN-S」を「STナットS M6」にネジ止めするためのボルトです。

DAIDOHANT 2×4サポート Z型 タイプ1 24-Z-WH 10179069 × 6個
この金具は、以下の写真のように、2×4材の連結に使うものです。

この金具を使って、「S-Fun 30 角フレーム」を「TOY'S BOX 470H」上段ベッド板受けの出っ張りに引っ掛けます。板受けの出っ張りに引っ掛けるだけで、ネジ止めはしません。
ホワイト塗装のものを使いました。

DAIDOHANT 2×4サポート L型 タイプ5 24L5-WH 10179344 × 4個
この金具も2×4材の固定に使うものです。
こちらもホワイト塗装のものを使いました。

この金具は、「S-Fun 30 角フレーム」の両端に付けて、梯子型フレーム全体が前後にズレないように、ズレ防止金具として使います。この金具も「TOY'S BOX 470H」上段ベッドの板受けの出っ張りに当てるだけで、ネジ止めはしません。
丸皿小ネジ M4×10 × 10個
先の引っ掛け金具/ズレ防止金具を「S-Fun 30 角フレーム」に固定するネジです。
引っ掛け金具/ズレ防止金具のネジ穴にはテーパーがあり、ネジ頭が丸い方が引っ掛かりもなく見栄えも良いので、このネジを採用しました。
ネジ止めの先は、「STナットS M4 SGF-0322」になります。

組み立て/取り付け
「DCMホームセンターのオンラインストア」、「G-Funオンラインストア」で部材を揃えます。
玄関先に部材が置き配で届きました。

現物を確認しながら、じっくり組み立てていきます。
マルチコネクタインナー部分
現物で一番最初に確認したかったのは、ネジの太さや長さです。
「S-Fun 30 角フレーム」と「G-Fun Nフレーム」を結合するマルチコネクタインナー部分の部材一式を組み立てて、問題なくネジ止めできることを確認します。

引っ掛け金具部分
次に、一番大事な「S-Fun 30 角フレーム」の引っ掛け金具部分を確認します。
こちらも、問題なくネジ止めできました。

以下の写真は、梯子型フレームを下側から見ている状態になります。
写真の上部奥の部分が、上段ベッド板受けの出っ張りに引っかかる部分になります。

マルチコネクタインナーも取り付けてみます。

部材の結合確認ができたので、残りの引っ掛け金具部分を仮組みします。
ズレ防止金具部分
写真は無いですが、同様に、前後のズレ防止金具も「S-Fun 30 角フレーム」に仮付けします。
ズレ防止金具は、手でスライドできるくらいにネジを緩くしめておきます。
これは、車で現物合わせをしながら前後位置を調整するためです。
車へ取り付け
先にも説明したように、梯子型フレームは、上段ベッド板受けの出っ張りに引っ掛けるだけです。
板受けの出っ張りに金具が当たる部分には、傷防止、グラつき防止のために、ダイソーの耐震マット角型を貼り付けておきます。

前後の位置合わせ
車への取り付け作業は、2人でやると楽勝ですが、今回は1人で頑張ります。
まずは、助手席側の「S-Fun 30 角フレーム」の前後位置を調整します。
助手席側の上段ベッドの板を持ち上げながら、助手席側の「S-Fun 30 角フレーム」の引っ掛け金具を順番に差し込みます。
仮付けした「S-Fun 30 角フレーム」を前後に動かして、前後の位置決めをします。
上段ベッド板受けの出っ張りにしっかり当たるように前後のズレ防止金具をスライドさせ、ズレ防止金具の位置をマスキングテープでマークします。
一旦、「S-Fun 30 角フレーム」を降ろし、マークした位置でズレ防止金具のネジを本締めします。
運転席側の「S-Fun 30 角フレーム」のズレ防止金具のネジも、助手席側のマーク位置に合わせて本締めします。
これで、「S-Fun 30 角フレーム」の前後位置は確定しました。
再度、助手席側の「S-Fun 30 角フレーム」を取り付けます。
同様に、運転席側の「S-Fun 30 角フレーム」を取り付けます。
この時点では、まだ、梯子型になっていないので不安定な状態です。
「S-Fun 30 角フレーム」は、上段ベッド板の重さだけで引っ掛かっているだけなので、「S-Fun 30 角フレーム」が落下しないように注意します。
「G-Fun フレームN」の取り付け
マルチコネクタインナーのボルトを緩めた状態で、「G-Fun フレームN」の片側に差し込みます。
先に、上段ベッド板受けの出っ張りに取り付けている助手席側「S-Fun 30 角フレーム」の「GFSFコネクタN-S」にマルチコネクタインナーを結合し、六角ボルトを仮締めします。
同様に、「G-Fun フレームN」の反対側のマルチコネクタインナーも、運転席側「S-Fun 30 角フレーム」の「GFSFコネクタN-S」に六角ボルト締めします。
同様に、残り2本の「G-Fun フレームN」を取り付けます。
梯子型フレーム全体が取り付けられたら、6か所のマルチコネクタインナー部分を微調整して、それぞれの六角ボルトを本締めします。
「G-Fun」は、売り文句どおり、六角レンチでボルトを締めたり緩めたり、微調整しながら組み立てられるのが本当に楽です。
取り付け完了
取り付けが完了した写真です。

実は、この後、パンチングボードを取り付ける予定なので、すでに、パンチングボード取り付け用の金具(赤矢印)を仮付けしています。
助手席側前方の引っ掛け金具/ズレ防止金具部分
助手席側前方の引っ掛け金具/ズレ防止金具部分の写真です。

助手席側後方の引っ掛け金具/ズレ防止金具部分
助手席側後方の引っ掛け金具/ズレ防止金具部分の写真です。

まとめ
「TOY'S BOX 470H」の上段ベッド下に「G-Fun」で作った梯子型フレームを取り付けました。
「G-Fun」のフレームや部品はよく考えられていて、作りたいものが自由に設計できます。
また、六角レンチやドライバーで簡単に組み立てられるのも楽ちんです。
今後、このフレームにいろいろなものを取り付けて、「TOY'S BOX 470H」の荷室空間を有効に活用したいと思います。














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