紫陽花 と 竹燻し風鈴
久しぶりに鎌倉に行きました
紫陽花の季節はいつも混むようですが、今日は、江ノ電の鎌倉駅のホームから鮨詰め状態。
「続・最後から二番目の恋」の最終回がひかえているからかもしれません。
電車に乗るのはあきらめて、長谷寺に向かってぶらぶら歩くことにします。
途中、いい音色にひかれてやってきたのが「鎌倉ベルズ」さん。
銅板をたたいて作ってあるので、とても澄んだ音がします。
手作りなので、もちろん一つ一つ音色が違います。
竹で燻すことにより、竹の脂や煤を表面に焼き付けた、味わい深い竹燻し風鈴です。
作っておられるのは、元教師だったというおじさん。
竹燻し風鈴をただ単に工芸品としてだけでなく、そのいい音色を科学的に分析したいのだとか。
「電子楽器メーカに勤めていたことがある」と言うと、おじさんは、さらに熱が入って、フーリエ変換や倍音の時間変化の話で盛り上がり、1時間近く話し込んでしまいました。
気に入った音色の風鈴を選んで買って帰ろうとしていたのに、話に夢中で買いそびれました。
お店のキャッチフレーズは、
「いい音鳴らそう、鎌倉ベルズ!」
だそうです。
そろそろ、目的地の長谷寺に向かいます。
また来ます。
場所
鎌倉ベルズさんの場所はこちら。
コメント