大井ふ頭へミニチャリで
前日の天気予報で、
「天気も良く、お出かけ日和」
ということだったので、あれこれ悩んで、大井ふ頭にある「東京湾野鳥公園」とその先の「城南島海浜公園」に自転車で行ってみることにしました。
自宅の洗足池からは、片道、約10kmの距離です。
数年前にも「城南島海浜公園」に自転車で行ったことがあるので、距離感はわかっています。
行きは下り道なので、まだ楽なのですが、帰りの上り道は、ミニチャリには結構きつかった記憶があります。
そのときは、「東京湾野鳥公園」は素通りでした。
ポイント
今日行ったポイントは、
- 東海道新幹線の大井車両基地
- 東京湾野鳥公園
- 城南島海浜公園
です。
京浜運河を渡る
今日は、大井競馬場の前を通って、京浜運河を渡ります。
東京モノレールで羽田空港に行く途中に、大井競馬場と反対側に見えるのが京浜運河です。
大井車両基地
普通の電車と同じく、新幹線にも車両を待機させておく場所があります。
その車両基地が大井ふ頭にあります。
この大井車両基地には、田町の辺りから、専用の引き込み線でつながっています。
東京湾野鳥公園
今日のメインの目的地です。
東京湾野鳥公園のホームページは以下です。
入り口の管理事務所でチケットを購入して入園します。
入園料は、大人300円です。
この管理事務所では、双眼鏡を無料で貸してくれます。
まずは、メインの観察場の「潮入りの池」に向かいます。
芝生公園
管理事務所を過ぎると、すぐに「芝生公園」があります。
ベンチやテーブルがたくさんあるので、お弁当持って来るといいですね。
「芝生公園」の先の「いそしぎ橋」に植えてあった南天です。
この「いそしぎ橋」からは、大田市場が見えます。
ネイチャーセンター
望遠鏡・冷暖房管理で快適に野鳥観察ができるのが売りの「ネイチャーセンター」は、この野鳥公園のメインの施設です。
今日は、残念ながら工事中でした。
2号観察小屋
「ネイチャーセンター」のすぐ先にある「2号観察小屋」に着きました。
ここから、「潮入りの池」を観察します。
潮入りの池
「潮入りの池」は、一番大きな池です。
観察小屋には、何台か望遠鏡が備えてあって、遠くの野鳥もじっくり観察できます。
野鳥公園に来るのに、カメラの望遠レンズを完全に忘れてました。
いつも思い付きで出かけるので、よくあることです。
カメラに装着してきたのが16-50㎜の標準レンズなので、肉眼と変わらない写真しか撮れません。
仕方がないので、観察小屋に装着してある望遠鏡の後ろにカメラを構えて、野鳥のアップを狙います。
光軸を合わせるのが、ちょっと難しいですけど、それなりに撮れるでしょう。
池の向こう岸にいる野鳥も、アップで撮れてます。
ちょっとピントがあまい写真もありますが、ご愛敬。
肉眼だと、池の手前で泳いでいる野鳥でも、これくらいの大きさにしか見えません。
望遠鏡+カメラだと、向こう岸の野鳥もこんなにアップで撮れます。
東淡水池
管理事務所に戻る途中、「東淡水池」にも寄ってみました。
池の奥には、大きな倉庫が見えますね。
ここ大井ふ頭は、工場地帯というより物流基地です。
羽田空港も近く、すぐ側には首都高速湾岸線の「大井南IC」もあるので、大手物流会社の倉庫がずらりと並んでいます。
西側エリア
一度、管理事務所まで戻って、西側のエリアにも行ってみます。
バードウォッチの講習会でしょうか?
たくさんのお年寄りが集まって、熱心に先生の話を聞いています。
西側のエリアは、田んぼや畑、小川や雑木林といった、日本の田舎を模した作りになっているので、途中、柿の木もありました。
野鳥の格好のエサになりますね。
自然学習センター
西側エリアにある「自然学習センター」です。
自然生態園で行う自然観察会や工作教室などで利用されているそうです。
「どんぐりカレンダー」いいですね。
工作教室で作るのでしょうか?
自然生態園
「自然生態園」には、田んぼや畑が作られています。
今晩のテレビの「新・情報7daysニュースキャスター」でやってましたが、今年は、「スーパーエルニーニョ現象」が原因と考えられる異常気象が、地球上のいろんな地域で発生しているそうです。
日本でも、この秋は、水仙だけでなく、桜や紫陽花、土筆など、四季折々の花や植物が見られたそうですよ。
何の花が枯れた後なのかわかりませんけど、こちらは秋らしいですね。
「自然生態園」を抜け、「西淡水池」に向かいます。
4号観察小屋
「西淡水池」は、ヨシ原と草木に囲まれた、こじんまりとした池です。
この観察小屋でも、皆さん熱心にバードウォッチングされていますね。
ここでも、空いていた望遠鏡とカメラを組み合わせて、遠くの野鳥のアップを撮影しました。
結局、2時間近く堪能しました。
城南島海浜公園
最後は、「東京湾野鳥公園」から、約2km先にある「城南島海浜公園」をめざします。
「城南島海浜公園」は、東京湾に面した、ふ頭の先っちょにある公園です。
BBQやキャンプができる公園として有名ですよね。
11月も終わりになり、今日は、結構肌寒い日でしたが、天気も良かったので、BBQやキャンプを楽しんでいる家族やグループもたくさんいます。
夏のシーズンの休日は、なかなか予約取れないみたいですよ。
ここの公園の一番の売りは、対岸が羽田空港だということ。
間近に離着陸する飛行機を撮影するために、カメラマンがずらりと並んでいます。
対岸の滑走路から飛び立つ飛行機は、この公園の真上を通ります。
新幹線といい、野鳥といい、飛行機といい、望遠レンズを忘れたのは、大失敗でした。
飛行機マニアだけではなく、人工の砂浜で、ラジコンカーを走らせている人もいますよ。
帰り道
さぁ、帰り道は上りで大変ですが、そろそろ帰りましょう。
帰りは、「環状七号線」を通って帰ることにします。
「あれっ? UFO?」
画面中央のマンションの少し上に、「光る飛行物体」が見えませんか?
よく見ると、「飛行船」のようです。
「飛行船クルーズ」ですかね?
と思って見ていたら、今度は、橋の下から「観光船」がやってきました。
今日は、モノレールから始まって、たくさんの乗り物に会えた日でした。
「環状七号線」を戻る途中、気になるラーメン屋さんを発見しました。
のれんには、「光楽亭」と書いてあります。
刷りガラス越しに見ると、カウンター4席ほどのこじんまりしたお店で、おばさん一人が切り盛りしています。
壁にはたくさんのメニューが貼ってあって、「ラーメン小」は380円と書いてあります。
かなり気になったのですが、「城南島海浜公園」では、近くのコンビニで買ったお弁当を食べたので、お腹いっぱいです。
今日はあきらめて、また来ることにします。
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