キャンピングカーの自動車保険
一般的な自動車保険であれば、インターネットで見積もりをして契約するのが当たり前になってきました。
ところが、キャンピングカーの自動車保険となると勝手がわかりません。
実際に手続きしてみると、それほど難しくはありません。
初めてキャンピングカーの自動車保険を契約される方の参考になればと思い、この記事では、私の自動車保険の手続きや保険料を紹介します。
自動車保険会社はどこにする?
まず、見積もりをするために、自動車保険会社を選びます。
ソニー損保
私は、大阪で主に嫁さんが乗っているホンダの「Fit」の自動車保険をソニー損保で契約しています。
以下の理由で、まずは、ソニー損保のホームページから見積もりをしました。
- ネットでキャンピングカーの契約もできると知っていた
- セカンドカー割引が適用される
- 団体割引が適用される
- 1台目の車の弁護士特約で2台目の車もカバーされる
以下の画面のように、問題なくキャンピングカーが選択できました。
この後、必要事項を入力すると見積もりが完了します。
問題は車両保険金額
ただ、一つ問題があります。
インターネットでの見積もりでは、車両保険の金額を最大で450万円しか設定できません。
これは、新車のハイエースを前提にした金額で、キャンピングカーの装備は考慮されていません。
私のキャンピングカーの場合、法定費用や手続き代行費用を除いた車両の購入金額は、約750万円です。
450万円の車両保険では、事故を起こした場合、全額を賄い切れないかもしれません。
そこで、インターネット見積もり画面横のチャットで質問してみます。
キャンピングカーなんですけど、車両保険金額を車の購入金額に合わせて増額できますか?
インタネットでは対応できませんので、この電話番号に電話をしてご相談ください。
わかりました。ありがとうございました。
電話で相談
教えてもらった電話番号に電話をかけます。
どこのサポートの電話もそうですが、混んでいてすぐには繋がりません。
数分待って電話が繋がりました。
電話に出られた女性の担当者に、車両保険の金額を増額したい旨を伝えます。
その後は、電話口で見積もりの条件を確認していきます。
見積もりには、以下の書類(画像ファイルやPDFファイル)を送る必要があり、この電話での見積もりはできませんでした。
- 自動車検査証記録事項の写し
(スキャンした画像やスマフォのカメラで撮影した画像などを送ります) - 車両やオプションの金額がわかる明細書
(トイファクトリーさんから事前に届いた最終残金請求書のPDFファイルを送りました)
ただ、電話対応をして頂いた担当者の方の説明はわかりやすく、こちらの質問に対する回答も適切です。
今後の手続きなども丁寧に教えてもらい、結果、自分だけでインターネットで見積もりをするより、かなり楽ちんで不明点も残りません。
電話を切った後しばらくすると、上記の書類データをアップロードするURLが、ショートメールで送られてきました。
ポイントは、上記の書類データを保険期間開始日(納車日)の前日夕方までにアップロードする必要があるということです。
特に、自動車検査証は、車の登録手続きが完了しないと入手できないので、余裕を持って準備と対応をしてください。私は、結局、納車日を1日後ろにずらしました。
シェアティブ
もう一社は、「キャンピングカーの保険」で有名なシェアティブです。
キャンピングカーショーの展示ブースやキャンピングカーのオーナーさんの口コミでご存じの方も多いと思います。
シェアティブは、自動車保険の代理店で、実際の自動車保険請負会社は、三井住友海上火災保険です。
シェアティブのホームページにアクセスするとキャンピングカーの車種ごとの保険料モデルケースが掲載されているので、どれくらいの保険料になるかが、ざっくりわかります。
[お見積り依頼はこちら]のボタンを押して、車両保険金額も含め、自分の希望する条件を入力すると、後日、見積書が郵送されてきます。
私は、最終的にソニー損保で契約したので、シェアティブの契約手続きについては分かりませんが、ソニー損保と同様、自動車検査証や車両価格が分かる書類を送る必要があると思います。
自動車保険のノンフリート等級引継ぎ
私の場合、「Fit」はそのまま乗り続け、新しく「TOY'S BOX 470H」を購入します。
ご存じの方も多いと思いますが、この場合、「TOY'S BOX 470H」の自動車保険は、以下の2つの契約方法があります。
- 「TOY'S BOX 470H」を新規に契約
→ 「TOY'S BOX 470H」のノンフリート等級は7等級(無事故の場合の割引率:38%) - 「Fit」のノンフリート等級(20等級)を引き継ぐ(「Fit」は新規に契約し直し)
→ 「TOY'S BOX 470H」のノンフリート等級は20等級(無事故の場合の割引率:63%)
→ 「Fit」のノンフリート等級は7等級(無事故の場合の割引率:38%)
ソニー損保の場合、上記の2.「Fit」のノンフリート等級(20等級)を引き継ぐ方法でないと「TOY'S BOX 470H」の契約はできませんでした。
保険料
ソニー損保とシェアティブの保険料を比較します。
どちらも、ノンフリート等級は20等級です。
見積り条件が異なるので、単純比較はできませんが、おおよそのオーダー感で見てください。
ソニー損保は、団体割引が提供されるので、その分が安くなっています。
ソニー損保 | シェアティブ | |
---|---|---|
「TOY'S BOX 470H」 | 64,680円 | 96,610円 |
「Fit」 | 66,360円 (同級引継ぎ前:50,040円) | 見積もりしていないため不明 |
主な見積もり条件差分 | 人身傷害:1億円 車両保険:785万円 | 人身傷害:5,000万円 車両保険:900万円 |
まとめ
「TOY'S BOX 470H」の自動車保険の手続きを行いました。
キャンピングカーの自動車保険の手続きは初めてでしたが、当初、想像していたよりは簡単でした。
自動車保険の契約には、自動車検査証が必要になります。
納車日から、きっちり保険期間が適用されるように、ゆとりをもった準備と手続きが大切です。
車庫証明(保管場所証明)も含めた一連の手続きの日程感は、以下の記事を参考にしてください、
自動車保険も含めて、必要な手続きは全て完了しました。
明後日は、待ちに待った納車です。
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