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トイファクトリー「TOY'S BOX 470H」のテーブルを自作する

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「TOY'S BOX 470H」のテーブル

「TOY'S BOX 470H」のテーブルは、ポールタイプです。

テーブルを取り外す場合、天板とポールの両方を取り外す必要があるので、ちょっと面倒です。
また、ベッド展開した状態で、テーブルを使うことができません。

と言うことで、スライドドア側に取り付けたサイドレールに固定できるテーブルを自作します。

「ダックスフンド クッキーとマロンの短足日記」さんのブログを参考にしました。
以前は、トイファクトリーさんでカスタム対応してもらっていたようですが、現在は、個別のカスタム対応は受け付けてもらえません。

材料

テーブルを自作するために、まずは、材料を揃える必要があります。

天板

「TOY'S BOX 470H」のテーブルの天板を流用しようかとも考えたのですが、ちょっと重いので、新たに用意します。

できるだけ軽くしたかったので、厚み18mmの桐集成材を使います。
桐集成材は、柔らかいのでぶつけると凹みやすいですが、軽さを優先しました。

私は、「IPC DIYLab.」さんで天板を購入し、カットや加工も依頼しました。
別注加工のため、費用見積もりに3日、カット/加工に6日かかりました。
板材は4,224円、カット/加工費用は6,160円でした。


私が、「IPC DIYLab.」さんに依頼した、カット/加工の指示図面です。

天板の形状は、トイファクトリーさんのBADENのテーブルと同じ台形にしました。

スライドテーブルサポート

テーブルの天板を固定するスライドテーブルサポート(レールとフック)は、楽天市場で購入できます。


私は、950mmのレールを必要な長さにカットして使いました。
金ノコギリでカットします。

カットした後は、ヤスリで断面のバリを取り、整えます。

テーブル脚

テーブルの脚は、Amazonで購入しました。
ネジを緩めると伸縮し、長さを調整できます。
2本購入し、1本は短くカットして使います。

鬼目ナット

木ネジを使わず、テーブル脚と天板を皿ネジで固定するため「M4×10」の鬼目ナットを使います。

皿ネジ

皿ネジは、ステンレス製の「M4×16」サイズです。

天板の準備

「IPC DIYLab.」さんから、カット/加工した天板が届きました。
流石、プロの仕事、完璧な出来栄えです。

ヤスリがけ

サンドペーパーで表面を整えます。

ドリンクホルダー

ドリンクホルダーは、ステンレス製ではなく、白い樹脂製のものを選びました。

天板には、ドリンクホルダーの直径と同じΦ89の穴を開けてもらったのですが、ちょっときついので半丸ヤスリで穴を広げます。
再度、天板の加工をお願いするときには、1mm大きいΦ90の穴径を指定したほうが良いかも。

ドリンクホルダーが収まりました。

塗装

天板の表面を保護するために、塗装をします。

塗料には、ポリウレタン系樹脂塗料の「木固めエース」を選びました。

ベランダで「木固めエース」を塗って乾燥させます。

ところが、この日は風が強く、部屋に物を取りに行った一瞬のすきに、天板が風に飛ばされてしまいました。
案の定、天板の縁の2か所が凹んでしまいました。
私のハートも凹みました。

木工パテで修復

気を取り直して、木工パテで修復します。

上塗り塗装

凹みを木工パテで埋めた後、紙やすりで平らに削ります。
水性絵の具で色味を合わせ、水性ウレタンニスで保護します。

「木固めエース」で塗装した部分が、一部毛羽立っていたので、ついでに、サンドペーパーで磨いた後、水性ウレタンニスを上塗りしました。

この水性ウレタンニス、水で薄められるので、とても使いやすいです。

水性ウレタンニスを天板に広く塗布する際は、はけの代わりにウエスを使いました。

木工パテで修復した部分は、パッと見は分かりません(よく見ると分かりますが…)。
余計な手間も時間もかかりましたが、その分、自作したテーブルに愛着が沸きます。

スライドテーブルサポートのフックとテーブル脚の取り付け

天板の塗装が完了したので、スライドテーブルサポートのフックとテーブル脚を取り付けます。
テーブルを前方にスライドしても、フック2点でレールに固定されるように、フックは3個取り付けます。

スライドテーブルサポートのフックとテーブル脚は、鬼目ナットと皿ネジで固定します。

テーブル脚の1本は、短くカットして取り付けます。
ドリンクホルダーも取り付けて、天板の準備は完了です。

スライドテーブルサポートのレール取り付け

「TOY'S BOX 470H」の運転席側の家具に、スライドテーブルサポートのレールを取り付けます。

レールの取り付け前です。

家具に下穴を開け、鬼目ナットを埋め込みます。
その後、レールを鍋ネジ3本で固定します。

天板の取り付け

天板を取り付けてみます。
ばっちりです。

使用感

レールに固定するテーブルは、何より、取り付け/取り外し、前後のスライドが簡単です。
天板に桐集成材を使ったので、とにかく軽いのもいいです。

まずは、長い方のテーブル脚を使った設置です。

次に、短い方のテーブルを使った設置です。
これで、ベッド展開しても、お座敷スタイルで使えますね。

自作テーブルを取り付けた後、初めての車中泊は南房総に行きました。
夕食では気分が盛り上がって、スーパーのお惣菜を買い過ぎてしまいました。

まとめ

「TOY'S BOX 470H」のポールタイプのテーブルに代わり、レールに固定するテーブルを自作しました。
失敗もありましたが、苦労して自作した分、テーブルへの愛着はひとしおです。

取り付け/取り外しや前後のスライドも簡単だし、ベッド展開した状態でも使えるし、大満足です。

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